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J-GLOBAL ID：202002262279549210   整理番号：20A0319701

低未利用空間のモニタリングを目的とした空き家推定モデルの構築

DEVELOPMENT OF THE VACANCY ESTIMATION MODEL FOR THE MONITARING OF LOW-USED AND UNUSED SPACES

著者 (4件)： 熊谷樹一郎 (摂南大学 理工学部都市環境工学科) ,  植松恒 (京都市教育委員会 事務局) ,  小野裕基 (朝日航洋株式会社 西日本空情支社 資産情報部) ,  山本純平 (摂南大学大学院 理工学研究科社会開発工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 74  号： 2  ページ： I_51-I_58(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我が国では少子高齢化社会の到来を迎えており,コンパクト・プラス・ネットワークの方針の下で都市構造を変化させようとしている.その結果,誘導施策による人口流出・都市機能の移転が進む一方で,郊外にむけた都市化は依然として進行しつつあり,都心部・郊外部での低未利用空間の増加が危惧されている.低未利用空間の状態を表す一指標として空き家率があるが,都市全体を対象とするためその調査には多大な労力と時間を要することが指摘されており,今後必要となる中長期的なモニタリングに採用するには課題があった.そこで本研究では,国や地方自治体が定期的に取得・更新する情報に着目し,ベイズ統計に基づいた空き家推定モデルの構築を試みた.現地調査結果との比較から,本モデルの適用により85%以上の推定精度が得られることが明らかとなった.(著者抄録)

シソーラス用語： *監視 ,  統計力学 ,  *住宅 ,  *都市圏
準シソーラス用語： Bayes統計 ,  *モニタリング ,  *空き家

著者キーワード (5件)： urban structure ,  vacancy ,  low usage spaces ,  hierarchical Bayesian ordered logit model ,  water hydrant

分類 (1件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (10件)：

• 1) 国土交通省:新たな「国土のグランドデザイン」(骨子),<http://www.mlit.go.jp/common/001033676.pdf> (入手2018/3)
• 2) 総務省:平成25年住宅・土地統計調査速報集計結果の概要,<http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2013/pdf/giy00.pdf>(入手2018/3)
• 3) 国土交通省:空家等対策の推進に関する特別措置法(概要),<http://www.mlit.go.jp/common/001080534.pdf> (入手2018/3)
• 4) 秋田典子:空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく空家対策の取り組み,都市計画論文集,Vol. 52,No. 3,pp. 969-974,2017.
• 5) 山下伸,森本章倫:地方中核都市における空き家の発生パターンに関する研究,都市計画論文集,Vol. 50,No. 3,pp. 932-937,2015.

タイトルに関連する用語 (4件)： モニタリング ,  空き家 ,  推定モデル ,  構築