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J-GLOBAL ID：202002262824638340   整理番号：20A1405779

北海道における直播タマネギ生育初期の中耕除草とプロスルホカルブ乳剤の併用効果とタマネギへの影響

著者 (1件)： 杉戸智子 (農研機構 北海道農業研究セ)
資料名： 植調  (JAPR Journal)
巻： 54  号： 2/3  ページ： 42-46  発行年： 2020年06月23日 
JST資料番号： L2274A  ISSN： 0289-8233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・北海道の直播タマネギにおける除草作業の効率化に向け,生育初期の中耕機を利用した機械除草と中耕後のプロスルホカルブ乳剤との併用が除草効果とタマネギ成長に与える影響に関して調査した結果を紹介。
・2018年と2019年に行った圃場試験から,中耕除草とプロスルホカルブ乳剤との組み合わせによる雑草抑制効果は高く,またタマネギの生育に影響を及ぼさず,規格内収量も高いことが判明。
・一方で,中耕機でタマネギの株間や畝間で土壌混和ができない場合はノボロギク雑草が残存することから,雑草発生始期までに除草剤散布することが必要であると判断。

シソーラス用語： 北海道 ,  直播栽培 ,  *タマネギ ,  *中耕 ,  *雑草防除 ,  農薬散布 ,  植物成長 ,  作物収量 ,  キク科 ,  *土壌管理 ,  カーバメート系除草剤 ,  除草作用
準シソーラス用語： ノボロギク ,  *除草

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  雑草に対する農薬  (FB06030F) ,  土壌管理  (FB04070J)

物質索引 (1件)： プロスルホカルブ

引用文献 (6件)：

• 土肥 紘 1988. タマネギ作雑草防除の現状と問題点-寒地=春播-. 雑草研究 33,223-228.
• Hirai G. 2019. The Effect of Non-Woven Fabric Floating Row Covers on the Emergence, Growth, and Bulb Yield of Direct-seeded Onions (Allium cepa L.) in a Subarctic Area. The Horticulture Journal 88 (1), 67-75.
• 石川枝津子・辻 博之 2013. 北海道十勝地域の直播タマネギ栽培における発生雑草. 雑草研究 58(別), 132
• 農林水産省 2019. 作物統計調査 作況状況(野菜) 平成30年度野菜生産出荷統計 (公開日 2019年12月9日) https://www.e-stat.go.jp/statsearch/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500215&tstat=000001013427&cycle=7&year=20180&month=0&tclass1=000001032286&tclass2=000001032933&tclass3=000001135323
• シンジェンタジャパン株式会社. ボクサー 幅広い殺草スペクトル(2019年12月27日引用) https://www.cp.syngenta.co.jp/cp/items/boxer/special_content/53/

タイトルに関連する用語 (10件)： 北海道 ,  直播 ,  タマネギ ,  生育 ,  初期 ,  中耕 ,  除草 ,  プロスルホカルブ ,  乳剤 ,  併用効果