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J-GLOBAL ID:202002263256810693   整理番号:20A1014963

インターロイキン-24を発現するIPSC由来の間葉系幹細胞は担癌マウスモデルにおける黒色腫の増殖を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Mesenchymal stem cells derived from iPSCs expressing interleukin-24 inhibit the growth of melanoma in the tumor-bearing mouse model
著者 (19件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-10  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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インターロイキン-24(IL-24)はメラノーマの治療遺伝子であり,メラノーマ細胞アポトーシスを誘導する。間葉系幹細胞(MSCs)は腫瘍組織に対する抗癌因子を送達する担体として有望である。誘導多能性幹細胞(iPSC)は間充織幹細胞(MSCs)の代替源である。著者らは以前にIL-24をヒトiPSCに標的化する新しい非ウイルス遺伝子標的ベクターを開発した。本研究は,IL-24の部位特異的統合によるiPSCから誘導されたMSCsが,レトロ眼窩注射による担癌マウスモデルにおけるメラノーマの増殖を阻害できるかどうかを調べることを目的とした。IL-24-iPSCをin vitroでIL-24-iMSCsに分化させ,その細胞特性と分化の可能性を特性化した。IL-24-iMSCsにおけるIL-24の発現をqRT-PCR,ウェスタンブロット法およびELISA分析によって測定した。IL-24-iMSCsを,レトロ眼窩静脈注射により,メラニン含有マウスに移植した。メラノーマ細胞に対するIL-24-iMSCsの阻害効果を,共培養系および担癌マウスで検討した。抗腫瘍作用の発揮におけるIL-24-iMSCsの基礎となる分子機構も調べた。iPSC由来iMSCsはMSCsの細胞表面マーカーの典型的プロファイルを有し,骨芽細胞,脂肪細胞及び軟骨芽細胞に分化する能力を有する。IL-24-iMSCsにおけるIL-24の発現レベルは95.39ng/106細胞/24時間に達し,iMSCsにおけるそれより有意に高く,iMSCsと比較してin vitroでメラノーマ細胞アポトーシスをより効果的に誘導した。IL-24-iMSCsは皮下マウスモデルにおけるメラノーマの増殖に有意な阻害効果を及ぼし,IL-24-iMSCsの腫瘍組織への移動が確認された。さらに,IL-24-iMSCsで処理したマウスにおいて,BaxおよびCbled カスパーゼ-3の発現の増加およびBcl-2のダウンレギュレーションが観察された。rDNA遺伝子座におけるIL-24の統合によるiPSCから誘導されたMSCsは,レトロ眼窩注射を介して投与されたとき,担癌マウスモデルにおけるメラノーマの成長を阻害することができる。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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医用素材  ,  遺伝子操作 
引用文献 (52件):

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