文献

J-GLOBAL ID：202002263325061522   整理番号：20A1123935

SAGE水抽出物を用いたCyclamenにおけるフザリウム萎凋病の抑制と抗真菌性代謝産物の同定【JST・京大機械翻訳】

Suppression of Fusarium wilt in Cyclamen by using sage water extract and identification of antifungal metabolites

著者 (2件)： Ahmad H. (The United Graduate School of Agricultural Science, Gifu University, Gifu, Japan) ,  Matsubara Y. (Faculty of Applied Biological Sciences, Gifu University, Gifu, Japan)
資料名： Australasian Plant Pathology  (Australasian Plant Pathology)
巻： 49  号： 3  ページ： 213-220  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4082A  ISSN： 0815-3191  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,Fusarium oxysporum f. sp. シクララミナに対する7種のシソ科ハーブのin vitro抗真菌能を調べた。結果に基づいて,シクラメンにおけるFusarium萎凋病に及ぼすセージ水抽出物のin vivo抗真菌効果を評価し,抽出物の抗真菌特性を同定した。7つのハーブの中で,セージ水抽出物(0.5%と2%,w/v)は,F.oxysporum f. sp. cycllaminaのin vitroでのかなりの抑制を示した。in vivo評価のために,シクラメン植物を2回のセージ水抽出物(20%,w/v)で処理し,F.oxysporum f. sp.シクラミンを接種した。接種の6週間後に,処理植物の根とシュートにおいて,より低い病害発生率と病害重症度指数が観察された。これらの効果は,セージ抽出物の真菌性および殺菌効果のために,植物根におけるFusarium個体群の減少に起因すると考えられた。その結果,セージ抽出物で処理したシュートと根の乾燥重量は対照より高かった。超高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(UPLC-MS)を行い,カフェイン酸とロスマリン酸がセージ水抽出物中の重要な代謝産物であることを同定した。さらに,これらの化合物のF. oxysporum f. sp. シクララミナに対する抗真菌作用をin vitro試験を用いて確認した。したがって,セージ水抽出物はシクラメンにおけるFusarium萎凋病を抑制し,2つの同定された化合物は,セージの抗真菌性において重要な役割を果たすと結論づけられる。Copyright Australasian Plant Pathology Society Inc. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *抗真菌作用 ,  セージ ,  *真菌類 ,  シソ科 ,  *Fusarium ,  シクラメン ,  *萎凋病 ,  個体群 ,  Fusarium oxysporum ,  in vitro実験 ,  ハーブ ,  ラクタム ,  中枢興奮薬 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： *Cyclamen ,  *抽出物 ,  *水抽出物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： コーヒー酸 ,  Fusarium oxysporum f.sp.cyclaminis ,  シソ科 ,  ロスマリン酸 ,  二次代謝産物 ,  UPLC-MS

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  生物的防除  (FC05030B) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y)

物質索引 (1件)： カフェイン

タイトルに関連する用語 (7件)： SAGE ,  水抽出物 ,  フザリウム ,  萎凋病 ,  抗真菌性 ,  代謝産物 ,  同定