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J-GLOBAL ID：202002263357794216   整理番号：20A0601514

仮想ばね法により基本境界条件を緩和させたB-spline Ritz法に設定する最適な仮想ばね定数の値について(その2)-自重の作用による均質な等断面長柱の線形座屈問題-

著者 (3件)： 山本寧音 (長岡技科大 大学院) ,  名木野晴暢 (大分工高専) ,  足立忠晴 (豊橋技科大)
資料名： 大分工業高等専門学校紀要(Web)  (Memoirs of National Institute of Technology, Oita College (Web))
号： 56  ページ： 38-49 (WEB ONLY)  発行年： 2019年11月15日 
JST資料番号： U0054A  ISSN： 1880-8921  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,線形化された梁-柱理論に従う自重の作用による均質かつ真っすぐな長柱の線形座屈問題を仮想ばね法により基本境界条件を緩和させたB-spline Ritz法により解析し,座屈荷重に与えるspline次数,解析領域内に配置するノットの数,仮想ばね定数の値および支持条件の影響を詳細に調べた.数値解に影響を与えない範囲の無次元仮想ばね定数の最大値は,前報と同様の鉛直ばねおよび回転ばね共に10¹⁰であった.この値を用いて,spline次数を5次に設定したときの座屈荷重は,支持条件にかかわらずノットの数の増大にともなって有効桁数八桁から九桁で収束した.また,片持長柱の座屈荷重は有効桁数八桁から九桁まで厳密解に一致し,これ以外の支持条件については先行研究よりも精度の高い上界と思われる値を示した.(著者抄録)

シソーラス用語： ばね定数 ,  *圧縮荷重 ,  *長柱 ,  *座屈荷重 ,  線形性 ,  境界条件 ,  スプライン関数 ,  変分法 ,  境界値問題 ,  固有値問題 ,  曲がり梁 ,  構造部材 ,  支持物 ,  ばね ,  厳密解 ,  数値計算
準シソーラス用語： B-spline曲線 ,  Ritz法 ,  回転ばね ,  計算精度 ,  *線形座屈荷重

分類 (1件)： 柱  (HD03030S)

タイトルに関連する用語 (9件)： 仮想 ,  ばね ,  境界条件 ,  緩和 ,  Ritz法 ,  ばね定数 ,  自重 ,  長柱 ,  問題