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J-GLOBAL ID：202002263569172415   整理番号：20A2451317

進行性臨床病理学的特徴を有する腎細胞癌患者における血清エキソソームγ-グルタミルトランスフェラーゼ活性増加【JST・京大機械翻訳】

Serum Exosomal Gamma-Glutamyltransferase Activity Increased in Patients with Renal Cell Carcinoma with Advanced Clinicopathological Features

著者 (10件)： Horie Kengo (Department of Urology, Gifu University Graduate School of Medicine, Gifu, Japan) ,  Kawakami Kyojiro (Research Team for Mechanism of Aging, Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology, Tokyo, Japan) ,  Fujita Yasunori (Biological Process of Aging, Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology, Tokyo, Japan) ,  Matsuda Yoko (Department of Pathology, Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital, Tokyo, Japan) ,  Arai Tomio (Department of Pathology, Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital, Tokyo, Japan) ,  Suzui Natsuko (Department of Pathology, Gifu University Hospital, Gifu, Japan) ,  Miyazaki Tatsuhiko (Department of Pathology, Gifu University Hospital, Gifu, Japan) ,  Koie Takuya (Department of Urology, Gifu University Graduate School of Medicine, Gifu, Japan) ,  Mizutani Kosuke (Department of Urology, Gifu University Graduate School of Medicine, Gifu, Japan) ,  Ito Masafumi (Biological Process of Aging, Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology, Tokyo, Japan)
資料名： Oncology  (Oncology)
巻： 98  号： 10  ページ： 734-742  発行年： 2020年 
JST資料番号： T0130A  ISSN： 0030-2414  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:腎細胞癌(RCC)に対する臨床的に有用な診断または予後バイオマーカーはない。血清γ-グルタミルトランスフェラーゼ(GGT)活性はRCCを含むいくつかのタイプの癌に対する予後マーカーであることが報告されてきた。体液に存在するエキソソームまたは小細胞外小胞は,バイオマーカーとしての可能性を有する。著者らは最近,血清から分離したエキソソームのGGT活性が前立腺癌と良性前立腺肥大の鑑別診断に有用であることを示した。この研究では,血清エキソソームGGT活性がRCCのマーカーになるかを検討した。方法:HK-2近位尿細管上皮とRCC細胞株の培養培地からの細胞溶解物とエキソソームにおけるGGT1発現とGGT活性を調べた。GGT活性は,GGT,γ-グルタミルヒドロキシメチルローダミングリーンに対する蛍光プローブを用いて測定した。血清および血清エキソソームGGT活性をRCC患者で測定した。RCC組織におけるGGT1発現を免疫組織化学染色により評価した。【結果】KMRC-1,OS-RC-2および786-O細胞からのエキソソームにおけるGGT1レベルは,HK-2細胞からのそれらと比較して上昇した。エキソソームにおいて,GGT1発現はGGTに対する蛍光プローブを用いて測定したGGT活性と相関した。RCC患者において,血清エキソソームGGT活性は,進行期(III/IV対I/II,p=0.037)および微小血管浸潤を伴う患者(対,p=0.034)で上昇した。免疫組織化学的分析は,膜性GGT1発現が微小血管浸潤を伴うRCCで増加することを示した。特に,術前血清エキソソームGGT活性は,外科的切除標本の病理学的検査により診断された微小血管浸潤の尤度を予測することができた。結論:著者らの結果は,血清エキソソームGGT活性がRCC患者の進行性臨床病理学的特徴のための臨床的に有用なマーカーであり,従来の診断様式とのその併用使用が患者の診断と治療を改善するかもしれないことを示唆する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *血清 ,  上皮 ,  体液 ,  前立腺肥大 ,  *グルタミルトランスペプチダーゼ ,  予後 ,  前立腺腫瘍 ,  鑑別診断 ,  *腎細胞癌 ,  バイオマーカー ,  免疫組織化学 ,  近位尿細管 ,  細胞株 ,  免疫組織染色 ,  *エキソソーム ,  膜 ,  組織性膜

著者キーワード (5件)： γ-グルタミルトランスフェラーゼ1 ,  γ-グルタミルトランスペプチダーゼ ,  腎細胞癌 ,  細胞外小胞 ,  エキソソーム

分類 (3件)： 腫ようの薬物療法  (GE03032C) ,  抗腫よう薬の臨床への応用  (GW16020L) ,  消化器の腫よう  (GH04000D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 臨床病理学 ,  腎細胞癌 ,  患者 ,  血清 ,  エキソソーム ,  γ-グルタミルトランスフェラーゼ ,  活性