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J-GLOBAL ID:202002264453602678   整理番号:20A0346573

ネットを設置した水槽内でのヒラメ Paralichthys olivaceusの飼育による黒化の予防

Prevention of hypermelanosis by rearing Japanese flounder Paralichthys olivaceus in net-lined tanks
著者 (8件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 127-136  発行年: 2020年01月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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人工飼育したカレイ類においては,特にヒラメ Paralichthys olivaceusで,通常の変態後の魚の無眼側に,着色した皮膚(黒化)が頻繁に出現する。実用的な予防法がまだ提案されていないので,著者らは,袋のように底と壁を覆うように,飼育水槽内にたるませて設置したネットの有効性を調べた。稚魚(標準体長[SL]6cm)を,最初の黒化出現前に,ネットを設置した水槽(メッシュサイズ4mm)に移した場合,2か月後の色素沈着領域は無眼側の約0.5%に出現し,この結果は通常の水槽で飼育した魚における色素沈着領域(20%)の約1/40である。腋窩領域(胸鰭で覆われた領域)における色素沈着の初期の出現は抑制されなかったが,より大きなメッシュサイズ(12mm)の利用により,この領域における色素沈着の拡大は減少した。ネットを設置した水槽で飼育した稚魚は,通常の水槽で飼育したものより約5~15%(SL)小さかったが,それらの体高:SLの比は,天然で採取した稚魚のそれに近かった。本研究の結果から,大サイズのメッシュのネットを設置した飼育水槽がヒラメ養殖システムにおいて黒化を予防する実用的な方法であることを提案する。Copyright 2019 Japanese Society of Fisheries Science Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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魚類  ,  増養殖設備 

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