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J-GLOBAL ID：202002264677470718   整理番号：20A1854001

磁性体スリットを用いた磁気式回転角度センサの基礎検討

The Basic Examination of the Magnetic Rotation Angle Sensor with the Magnetic Substance Slit

著者 (2件)： 武舎武史 (三菱電機(株)) ,  犬島浩 (早稲田大学 情報生産システム研究科)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 140  号： 6  ページ： 306-311(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光学式回転角度センサは分解能と角度検出精度に優れているという特徴があり,磁気式センサは光学式センサと比較して挨や汚れなどの異物に強く,センサの低電力消費化・小型化・低コスト化が図れるといった特徴がある。しかし,磁気式では,光学式と比較して高分解能を得るためには,磁気式回転角度センサが光学式と比較して問題点が有るように,磁石の着磁周期を細かくする必要がある。今回,磁気式回転角度検出に対して,磁石からの磁界を磁性体のスリットで変調することにより,1つの信号検出トラックから2つの周波数の信号を取り出す技術に関して,磁界シミュレーションと原理検証実験による実現性検討を行ったので,本文はその結果を報告する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 角度測定 ,  回転角 ,  *磁気センサ ,  *間隙 ,  磁性体 ,  *高分解能 ,  信号検出 ,  計算機シミュレーション ,  電磁場解析
準シソーラス用語： 回転角度センサ ,  *磁気式回転角度センサ ,  *磁性体スリット ,  Hallセンサ ,  磁界シミュレーション

著者キーワード (6件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (2件)： 磁気の計測法・機器  (AD07060U) ,  長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O)

引用文献 (8件)：

• (1) T. Musha, et al.: “Basic examination of phase modulation signal generation technology in position tracking”, The Papers of Technical Meeting on Instrumentation and Measurement, IEE Japan, Vol. 75, No. 8, p. 1019 (2010) (in Japanese)
• 武舎武史, 他:「位置検出における位相変調信号生成技術の基礎検討」, 電気学会計測研資, Vol. 75, No. 8, p. 1019 (2010)
• (2) T. Musha, et al.: “Development of Phase Modulation Signal Generation Technology in Position Tracking”, IEEJ Trans. IA, Vol. 135, No. 7, p. 734 (2015) (in Japanese)
• 武舎武史, 他:「位置・角度検出に用いる位相変調信号生成技術の開発」, 電学論D, Vol. 135, No. 7, p. 734 (2015)
• (3) T. Kojima, et al.: “Study on High-precision Angle Sensor and Angle measurement Technology”, IEEJ Trans. IA, Vol. 126, No. 12, p. 1629 (2006) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (5件)： 磁性体 ,  スリット ,  磁気 ,  回転角度センサ ,  基礎