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J-GLOBAL ID:202002264717583485   整理番号:20A0322463

最新の雪情報及び災害軽減に対するこれの適用:概観

Study on advanced snow information and its application to disaster mitigation: An overview
著者 (16件):
資料名:
巻: 37S  ページ: 3-19(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0134A  ISSN: 1345-3807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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防災科学技術研究所(NIED)計画「最新の雪情報及び災害軽減に対するこれの適用(ASDIM)に関する研究」の概要を記述した。集中降雪監視システム(CSMS)を構築し,CSMSの遠隔サイトにおける降雪粒子の観測を,長岡(新潟県)の雪氷研究センター(SIRC)のXバンド多重パラメータレーダの観測範囲内で開始した。降雪粒子の定量的記述用のパラメータを導出した。積雪内の優先的な流れを数値的に再現した。核磁気共鳴画像法やX線コンピュータ断層撮影などの最先端の微物理技術を採用した。質量流束分布の中心,液水断片,比表面積及び積雪の微細構造などの最新の雪情報を降雪と積雪解析用に収集した。各種の雪氷関連危険の影響を受ける地域を表示する定期的に更新されるリアルタイムハザードマップ(RHM)を開発した。このRHMは,雪害崩予報システムを雪崩,降雪,吹雪などの危険に適用するためのプラットフォームとして機能した。このRHMの有用性を,地方自治体や運輸管理者と協力して実施した実験を通じて検討した。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (10件):
分類 (1件):
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雪氷学 
引用文献 (95件):
  • Abe, O. and Kosugi, K. (2019): Twenty-year operation of Cryo-spheric Environment Simulator. Bull. Glaciol. Res., 37S, 53-65, doi:10.5331/bgr.16SR01.
  • Abe, O., Nemoto, M., Mochizuki, S., Kosugi, K., Hanaoka, M., Machida, M., Machida, T., Abe, T., Kamiishi, I. and Hirashima, H. (2012): Observations of the avalanche accident occurred on Route 112 and judgment of avalanche safety for the surrounding slopes (in Japanese with English abstract and captions). Natural Disaster Res. Rept., 47, 71-82.
  • Adachi, S., Nakamura, K., Yamaguchi, S. and Abe, O. (2014): Comparison of techniques to measure SSA of snow - Influence of analyzable resolutions - (in Japanese). <i>Summaries of JSSI & JSSE Joint Conf. on Snow and Ice Res., Sept. 20</i>-<i>23, 2014, Hachinohe</i>, P257.
  • Adachi, S., Yamaguchi, S., Ozeki, T. and Kose, K. (2017): Current status of application of cryospheric MRI to wet snow studies (in Japanese). J. Jpn. Soc. Snow and Ice (Seppyo) , 79, 497-509.
  • Araki, K. and Murakami, M. (2015): Numerical simulation of heavy snowfall and the potential role of ice nuclei in cloud formation and precipitation development. CAS/JSC WGNE Research Activities in Atmospheric and Oceanic Modelling, 45, 4.03-4.04.
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