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J-GLOBAL ID：202002264803108138   整理番号：20A2524611

波浪による消波ブロックのロッキング衝突現象に関する実験的研究

ROCKING COLLISION OF WAVE-DISSIPATING CONCRETE BLOCK UNDER WAVE ACTION

著者 (6件)： 昇悟志 (株式会社不動テトラ 総合技術研究所 材料・構造グループ) ,  堀内滋人 (株式会社不動テトラ 四国支店 地盤研究室) ,  三井順 (株式会社不動テトラ 総合技術研究所) ,  久保田真一 (株式会社不動テトラ 総合技術研究所) ,  千々和伸浩 (東京工業大学 環境・社会理工学院) ,  岩波光保 (東京工業大学 環境・社会理工学院)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 76  号： 1  ページ： 33-45(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 消波ブロックの構造性能の評価手法を確立するために,消波ブロック被覆堤を対象に波浪によるロッキング衝突時の衝突速度の特性を明らかにするとともに,衝突速度や衝突回数を定式化することを目的に,ロッキング衝突実験を実施した.その結果,不規則波条件下における衝突速度の分布は正規分布で近似でき,変動係数はブロックの位置や周期,および可動角によらず一定となる特性を有していることが明らかとなった.また,衝突速度は波速と水深波長比,および波高に依存し,衝突回数はブロックの回転支点から重心までの距離と波高に依存することが明らかとなったとともに,両者の定式化も行った.(著者抄録)

シソーラス用語： *消波ブロック ,  波浪荷重 ,  振動 ,  回転 ,  *衝突 ,  *実物試験 ,  速度 ,  不規則波 ,  正規分布 ,  変動係数 ,  水深 ,  波長 ,  波高 ,  重心 ,  *近似式
準シソーラス用語： ロッキング ,  衝突速度 ,  衝突回数

著者キーワード (4件)： wave-dissipating concrete block ,  impact velocity ,  number of impact ,  breakwater coveredwith wave-dissipating concrete blocks

分類 (2件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (7件)：

• 1) 昇悟志,久保田真一,松本朗,千々和伸浩,岩波光保:消波ブロック被覆堤の最下層に設置されるブロックに作用する上載荷重に関する実験的研究,土木学会論文集 B3(海洋開発),Vol. 73,No. 1,pp. 43-55,2017.
• 2) 有川太郎,池辺将光,大嵜菜々子,黒田豊和,織田朋哉,下迫健一郎:消波ブロックによるケーソン壁面押し抜きせん断破壊に関する研究,港湾空港技術研究所,Vol. 44,No. 1,2005.3.
• 3) 山口貴之,別府万寿博,大野友則:衝撃砕波を受ける消波ブロックの直立壁への衝突現象に関する実験的研究,海岸工学論文集,Vol. 50,pp. 711-715,2003.
• 4) 谷本勝利,古川浩司,中村廣昭:混成堤直立部の滑動時の流体抵抗力と滑動量算定モデル,海岸工学論文集,Vol. 43,pp. 846-850,1996.
• 5) 久保田真一,小林茂高,松本朗,半沢稔,松岡道男:消波ブロックの耐波安定性に及ぼす被覆層と中詰め材の影響に関する研究,海岸工学論文集,Vol. 49,pp. 756-760,2002.

タイトルに関連する用語 (6件)： 波浪 ,  消波ブロック ,  ロッキング ,  衝突 ,  現象 ,  実験的研究