抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ABSTRACT Eravaサイクリンは,多剤耐性(MDR)病原体に起因するものを含む重篤な感染症の治療のために開発された新規で完全合成フルオロサイクリン抗生物質である。ここでは,グラム陰性桿菌の高頻度に遭遇する臨床分離株のグローバルな収集に対する,消去剤およびコンパレータ抗菌剤のin vitro活性を評価した。CLSIブロス微量希釈法を用いて,2013年から2017年までの36か国における臨床検査室によって,主に呼吸,腹腔内および尿検体から分離されるEnterobacterless(n=13,983),Acinetobacter baumannii(n=2,097),Pseudomonas aeruginosa(n=1,647)およびStenotrophomonas maltophilia(n=1,210)の分離株に対するMICデータを測定した。感受性は,CLSIとEUCASTブレークポイントの両方を用いて解釈した。多剤耐性(MDR)分離株は,≧3つの異なる抗菌クラスからの薬剤に対する耐性によって定義された。MIC_90sは,腸内細菌科で0.25から1μg/mlの範囲であり,A.baumanniiで1μg/ml,S.maltophilia,Proteus mirabilis,およびSerratia marcescensで2μg/mlであった。エラバサイクリンの効力は,Enterobacterless,A.baumannii,およびS.maltophiliaの属/種に対するチゲサイクリンのものより4倍大きかった。6つの個々の属/種のEnterobacterlessとA.baumanniiのMIC_90sはMDR分離株のそれぞれのサブセットに対してMIC_90sの2倍以内であり,一方,クレブシエラ属のMDR亜集団は4倍高いMIC_90sを示した。エルバサイクリンは5年間にわたって採取したMDR分離株を含むグラム陰性桿菌の臨床分離株の大部分に対して強力なin vitro活性を示した。本研究は,MDRグラム陰性病原体による感染の治療における消去の可能性をさらに強調する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】