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J-GLOBAL ID:202002265246700104   整理番号:20A0976194

Ikarosファミリーの亜鉛フィンガー転写因子であるEOSはHTLV-1感染者におけるHTLV-1癌蛋白質Taxと相互作用し,臨床状態に無関係な末梢血単核細胞においてダウンレギュレーションされる【JST・京大機械翻訳】

EOS, an Ikaros family zinc finger transcription factor, interacts with the HTLV-1 oncoprotein Tax and is downregulated in peripheral blood mononuclear cells of HTLV-1-infected individuals, irrespective of clinical statuses
著者 (5件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1-11  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7347A  ISSN: 1743-422X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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EOSは,調節性T細胞(Treg)の抑制機能の維持において重要な役割を果たし,特異的炎症性シグナルに応答して炎症性サイトカインを分泌することができる,T_regのTヘルパー様細胞への調節された形質転換を誘導する。一方,炎症誘発性サイトカインの産生に伴うTreg活性の有意な減少は,HTLV-1関連の脊髄症/熱帯性痙攣性対麻痺(HAM/TSP)患者において報告されている。本研究では,HTLV-1感染者,特にHAM/TSPに由来する末梢血単核細胞(PBMC)におけるEOS発現の変化があるかどうかを調べるため,HTLV-1税遺伝子型,プロウイルス負荷(PVL),および成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL),HAM/TSPまたは無症候性キャリアを含むHTLV-1感染者における税,HBZおよびEOSのmRNA発現を検討した。種々のHTLV-1感染または非感染ヒトT細胞系におけるEOS mRNAと蛋白質の発現レベルも調べた。EOSはほとんどのHTLV-1感染T細胞株において蛋白質レベルで高度に発現され,HTLV-1調節因子TaxがTax誘導性JPX-9細胞株で誘導された後に増強された。免疫沈降実験は,EOSとウイルス調節蛋白質Taxの間の物理的相互作用を示したが,HBZは示さなかった。一方,HTLV-1感染者のPBMCにおけるEOS mRNAレベルは,それらの臨床状態にかかわらず有意に減少した。著者らは,ATL患者におけるEOS mRNAレベルとHTLV-1 PVLの間の逆相関を見出し,HAM/TSP患者におけるEOS mRNA負荷とPVL,およびEOSとHBZ mRNA負荷の間に正の相関があったが,この相関は他の臨床状態では観察されなかった。これらの知見は,TaxとHBZの両方が非決定機構を通してEOSの発現を変えることができ,HTLV-1感染者のPBMCにおけるEOSの異常調節発現がATLとHAM/TSPのようなHTLV-1関連疾患の病理学的進行に寄与する可能性を示唆する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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感染症・寄生虫症一般 
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