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J-GLOBAL ID:202002265359487856   整理番号:20A1057824

DnaJB1-PRKACA融合は,腫瘍細胞膵臓および胆管腫瘍において発生し,線維層肝細胞癌に特異的ではない【JST・京大機械翻訳】

DNAJB1-PRKACA fusions occur in oncocytic pancreatic and biliary neoplasms and are not specific for fibrolamellar hepatocellular carcinoma
著者 (9件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 648-656  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4740A  ISSN: 0893-3952  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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最近発見されたDNAJB1-PRKACA発癌性融合は,線維性肝細胞癌の診断と考えられている。本研究では,DNAJB1-PRKACA融合を持つ5つのPrkaca融合を伴う6つの膵臓胆管新生物について述べる。すべての新生物を,配列突然変異,コピー数変化の同定を可能にするハイブリダイゼーション捕獲ベースの次世代配列決定分析(MSK-IMPACT)を行い,Archer Anchored多重PCR技術と次世代配列決定を用いて62遺伝子(n=2)の遺伝子融合を検出した。選択した腫瘍はFISH分析,アルブミンmRNAin situハイブリダイゼーション,およびアルギナーゼ-1免疫組織化学的標識(n=3)も行った。5つの腫瘍は膵臓で,1つは肝内胆管で発生した。3例は管内腫瘍細胞性乳頭腫瘍と診断され,3例は混合性腫瘍細胞と膵臓胆管または胃の特徴を有する管内乳頭粘液性腫瘍と診断された。4例は腫瘍細胞から成る浸潤癌成分を有していた。5例はDNAJB1-PRKACA融合を示し,1例はATP1B1-PRKACA融合を示した。試験した症例のいずれも,アルブミンまたはアルギナーゼ-1に対して陽性ではなかった。著者らのデータは,DNAJB1-PRKACA融合が線維性肝細胞癌に対して排他的ではなく診断されておらず,特に膵臓病変が存在する場合には,DNAJB1-PRKACA融合を伴う肝腫瘍の診断に注意を払うべきであることを証明する。さらに,DNAJB1-PRKACA融合を考慮すると,アップレギュレーションされた蛋白質キナーゼ活性が誘導され,このアップレギュレーションされた蛋白質キナーゼ活性は線維層肝細胞癌の腫瘍形成において有意な役割を有し,蛋白質キナーゼ阻害はこれらの膵臓胆管腫瘍の治療における治療的可能性を有し,適切な薬剤が開発される。Copyright The Author(s), under exclusive licence to United States & Canadian Academy of Pathology 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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消化器の腫よう  ,  遺伝的変異  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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