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J-GLOBAL ID：202002266008743062   整理番号：20A0515086

河岸抵抗による砂堆の横断変化特性

DUNE FORMATIONS IN A CHANNEL WITH BANK RESISTANCE

著者 (3件)： 中島奈桜 (広島大学大学院 工学研究科社会基盤環境工学専攻) ,  内田龍彦 (広島大学大学院 工学研究科社会基盤環境工学専攻) ,  河原能久 (広島大学大学院 工学研究科社会基盤環境工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 74  号： 5  ページ： I_1111-I_1116(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水理条件により河床では種々の河床波が生じる.これらは河道の抵抗となり,河川管理上抵抗を予測するため,河床波の発達,形成過程を理解する必要性がある.河床波の中でも砂堆は,2次元的な抵抗として扱われているが,河岸の状況により横断方向に変化することがある.しかし,河床波と河岸抵抗の関連性は不明な点が多い.本研究では,河岸に抵抗を4ケース用意し,河床波の波高と波長について横断方向に測定を行った.その結果,十分安定した河床波では河岸抵抗の粗度が大きくなるにつれて波高,波長共に河岸方向に減少することを実験的に示した.本実験では河床波の横断特性として側壁粗度の約10倍の大きさの範囲で河床波の波高の減衰が見られた.(著者抄録)

シソーラス用語： *河床波 ,  *砂堆 ,  波高 ,  波長 ,  移動床 ,  横方向 ,  水路 ,  *粗度 ,  流速計 ,  抵抗 ,  *水理模型試験
準シソーラス用語： ADCP【流速計】 ,  河床粗度 ,  実験水路

著者キーワード (4件)： lateral dune distribution ,  movable bed experiment ,  side wall roughness effect ,  wave height and length

分類 (1件)： 河川工事  (RC12030X)

引用文献 (17件)：

• 1) 上野鉄男,宇民正:砂連と砂堆の発達過程に関する実験的研究 土木学会論文報告集,第318号, pp75-84, 1982
• 2) 中川博次,辻本哲郎:河床波スペクトルの形成に関する研究,土木学会論文集,No. 335, pp107-115, 1983
• 3) 山口里美,泉典洋,五十嵐章:デューンの遷移過程に関する実験,水工学論文集,第47巻,pp613-618, 2003
• 4) Venditti, J. G., Church, M., Bennett, S. J. : On the trasition between 2D and 3D dunes, Sedimentology, Vol. 52, pp. 1343-1359, 2005
• 5) 池田駿介, 太田賢 一, 長谷川洋 : 側岸部植生帯が流れ及び粒子態物質の輸送に及ぼす影響, 土木学会論文集 No. 447/II19, pp. 25~34, 1992.

タイトルに関連する用語 (2件)： 河岸 ,  砂堆