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J-GLOBAL ID:202002266188233274   整理番号:20A0024011

不十分な血清L-フィコリンは肺Mycobacterium avium複合疾患の疾患存在と範囲に関連する【JST・京大機械翻訳】

Insufficient serum L-ficolin is associated with disease presence and extent of pulmonary Mycobacterium avium complex disease
著者 (13件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-8  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7545A  ISSN: 1465-993X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非結核菌に起因する感染症の発生率は世界中で増加している。肺Mycobacterium avium複合体(MAC)疾患は,化学療法による治療が困難であり,その感染,感染経路,疾患発症,および重症度の機序は不明のままである。フィコリンはオリゴマ防御レクチンである。L-フィコリンは自然免疫において重要な役割を果たす。本研究の目的は,肺MAC疾患患者におけるL-フィコリンの役割を同定することであった。2011年4月から2017年9月の間に,肺MAC疾患を有する61人の日本人患者が著者らの病院で見られた。呼吸器疾患のない30人の健康な個人から成る対照群を本研究に登録した。血清L-フィコリン濃度と疾患重症度との関係を評価し,L-フィコリンの抗菌的役割を調べた。肺MAC疾患患者の血清L-フィコリン濃度は健常者より有意に低かった(1.69±1.27μg/ml対3.96±1.42μg/ml;p<0.001)。受信者動作特性(ROC)分析結果に基づくカットオフ値は,2.48μg/ml(曲線下面積(AUC)0.90,感度および特異性83.6および86.7%)であった。血清L-フィコリン濃度は,線維空洞型疾患を有する患者と比較して結節性気管支拡張型疾患患者で有意に低く,低スコア群と比較して高分解能コンピュータ断層撮影高得点群で低かった。in vitro分析は,精製された組換えL-フィコリンがM.aviumに結合し,その主要な細胞壁成分であるリポアラビノマンナンが濃度依存的に結合することを示した。さらに,組換えL-フィコリンはM.aviumの増殖を濃度依存的に抑制した。不十分な血清L-フィコリンは肺MAC疾患における疾患進行と関連し,血清L-フィコリンのレベルは可能性のあるバイオマーカーである。本研究はUMIN(UMIN000022392)で登録されている。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の疾患  ,  細胞生理一般  ,  循環系の疾患  ,  呼吸器の基礎医学  ,  遺伝子発現 
引用文献 (35件):

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