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J-GLOBAL ID：202002266614927903   整理番号：20A0211693

文章からの化学物質名を含む単語の認識法の確立と化学物質名 の選択法の検討-特許公開公報を用いて

A Study for Recognition・Selection of Chemical Substance Name in Documents - Using Patent Documents

著者 (2件)： 田中るみ子 (筑波大学大学院図書館情報メディア研究科) ,  中山伸一 (筑波大学図書館情報メディア系)
資料名： 情報知識学会誌  (Journal of Japan Society of Information and Knowledge)
巻： 29  号： 3  ページ： 238-246(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L1843A  ISSN： 0917-1436  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学物質名は,多様であり,記載法も書き手に委ねられているため自動抽出が難しく化学知識の共有化を妨げている.化学物質名を自動抽出できれば,共有化に役立つ.日本語の化学物質名を抽出するために,化学物質名をタグ付けした特許公開公報のコーパスの作成を行い,文章から形態素の切り出し,切り出した形態素の連結をすることによる化学物質名の認識法を確立した.あわせて連結した単語群から化学物質名を選択する方法の基礎的な検討,及び化学物質名と間違えやすい置換基名との選択比較も行った.(著者抄録)

シソーラス用語： 用語 ,  *化学物質 ,  化合物 ,  基 ,  特許資料 ,  情報抽出 ,  文章 ,  単語 ,  コーパス ,  形態素 ,  *形態素解析 ,  品詞
準シソーラス用語： *化学物質名 ,  化合物名 ,  置換基名 ,  特許公開公報

著者キーワード (10件)： 化学物質名 ,  化合物名 ,  置換基名 ,  特許公開公報 ,  情報抽出 ,  chemical substance name ,  compound name ,  functional group ,  patent publication ,  information extraction

分類 (1件)： 自然語処理  (JE06000L)

引用文献 (17件)：

• [1] 田中一成ほか: 「自然言語処理と Linked Data を用いた化学物質情報の可視化」, 言語処理学会 第24 回年次大会 発表論文集, pp.1243-1246, 2018
• [2] 本論文では文章から化学物質名を含む単語を切り出すことを認識,その中から化学物質名を取り出すことを選択といい,それらを合わせた操作を抽出という.
• [3] 福田賢一郎ほか: 「医学生物学文献からの専門用語の抽出に向けて:タンパク質名の自動抽出」, 情報処理学会論文誌, Vol.39, No.8, pp.2421-24330, 1998
• [4] Kemp, Nick.; Lynch, Michael.:"Extraction of Information from the Text of Chemical Patents. 1. Identification of Specific Chemical Names", J. Chem. Inf. Comput. Sci., Vol. 38, No. 4, pp.544-551, 1998
• [5] Zhang, Yaoyun, et al.: "Chemical named entity recognition in patents by domain knowledge and unsupervised feature learning", Database, pp.1-10, 2016

タイトルに関連する用語 (6件)： 文章 ,  化学物質 ,  単語 ,  選択法 ,  特許 ,  公開