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J-GLOBAL ID:202002266620113431   整理番号:20A1851494

[A41] 災害発生時の災害・防災情報の収集・保存・整理・発信についての研究:防災Webクローラーによる災害情報タイムラインの自動作成に向けて

[A41] Research on collection, preservation, arrangement and transmission of disaster and disaster prevention information in the event of a disaster: Research and development for automatic creation of disaster information timeline by disaster prevention Web crawler.
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 132-135(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1297A  ISSN: 2432-9770  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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災害発生時の災害・防災情報は,時々刻々と発信される情報の内容が変化し更新されていく。そのため,一部にはタイミングを逃すと取得できない情報が出てくる。防災科研では防災・災害情報を発信している各Webサイトを4時間ごとに巡回し,情報を収集・保存・整理・発信するシステムの開発をはじめた。Webサイト情報のアーカイブは,日本国内では国立国会図書館のWARPがあるが,収集間隔が発災時に頻繁に更新される災害・防災情報の収集・保存のタイミングと一致しているわけではない。またグローバルにみても,Internet ArchiveがWebサイト情報を網羅的に収集しているが,ここも頻繁に更新される災害・防災情報の収集・保存のタイミングに対応できておらず,部分的にしか災害・防災情報をアーカイブできていない状況である。災害発生時の災害・防災情報の収集・保存・整理・発信は,将来的に防災・災害情報を組織横断で統合したタイムラインとして生成することを目的としている。この横断・統合的災害情報タイムラインは,散逸しがちな防災・災害情報を一元的に俯瞰できることも目的としている。タイムラインの実現にあたっては可能な限りシステムを自動化し,リアルタイムに近い時間で統合した情報を発信できるようにしたいと考えている。現在,まずは災害・防災情報を自動収集することを目的としたシステムを開発中である。今後,巡回先(現在,139機関,217サイト巡回)を増やし,情報の収集漏れをなくすとともに,情報の精度を高め,さらに収集した情報をタイムラインへ自動反映するための研究開発と各Webサイトの災害・防災情報の発信についての提案を行う予定である。(著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (3件):
分類
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その他の情報処理  ,  情報源  ,  自然災害 
引用文献 (5件):
  • [1] 時実象一(2015),『デジタル・アーカイブの最前線 知識・文化・感性を消滅させないために』,講談社ブルーバックス
  • [2] 国立国会図書館, 国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)について, https://warp.da.ndl.go.jp/info/WARP_Intro.html(2020.2.25閲覧)
  • [3] 内山庄一郎, 堀田弥生, 折中 新, 半田信之, 田口 仁, 鈴木比奈子, 臼田裕一郎, 「災害時における情報の統合と発信-防災科研クライシスレスポンスWebサイトの取り組み-」, 2016年度日本地理学会春季学術大会発表要旨集, 2016,P017,https://doi.org/10.14866/ajg.2016s.0_100231
  • [4] 佐野浩彬ほか(2018). 「2017 年度防災科研クライシスレスポンスサイト(NIED-CRS)の構築と運用, 防災科学技術研究所研究資料 422 号 http://dil-opac.bosai.go.jp/publication/nied_tech_note/pdf/n422.pdf (2020.02.19閲覧)
  • [5] 防災科学技術研究所総合防災情報センター,防災科研クライシスレスポンスサイト(NIED-CRS)ポータル,http://crs.bosai.go.jp/ (2020.02.20閲覧)

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