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J-GLOBAL ID：202002266670431744   整理番号：20A1939863

本県ニホンジカ由来の皮・角を素材とした高付加価値製品の開発(第3報)

The development of high value-added products using the skins and antlers of Japanese deer captured in Yamanashi Prefecture (3rd Report)

著者 (4件)： 串田賢一 (山梨県産業技セ) ,  秋本梨恵 (山梨県産業技セ) ,  三木大介 (レオンインターナショナル) ,  倉田幸男 (レオンインターナショナル)
資料名： 山梨県産業技術センター研究報告  (Report of Yamanashi Prefectural Industrial Technology Center)
号： 3  ページ： 48-61  発行年： 2020年08月28日 
JST資料番号： Z0272D  ISSN： 2434-2726  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本県ではニホンジカの生息数が著しく増加しており,農林業への被害,生態系への影響が深刻化している.獣害対策は深刻な社会的課題となっており,捕獲の推進と捕獲した個体の有効活用が模索されている.本研究は,甲州印伝や宝飾品製造といった本県特有の産業背景を生かし,ニホンジカの皮・角を利用した高付加価値製品の開発に取り組み,全国に先駆け,品質と市場性の高い商品創出とブランド確立を図り,新たな市場の獲得を目指すとともに,本県産業を広くPRすることを目的としている.今年度は,1)鹿なめし革表面の防汚性の向上,2)試作品作製(印伝加工した皮革製品,鹿角を利用した製品),3)試作品を用いた受容性評価に取り組み,本県ニホンジカの有効利用について,事業化に向けた取組を進めた.(著者抄録)

シソーラス用語： *ニホンジカ ,  *角 ,  利用 ,  付加価値 ,  *製品開発 ,  防汚性 ,  試作 ,  受容 ,  消費者志向 ,  可能性 ,  販売 ,  皮革製品 ,  *原皮 ,  山梨県
準シソーラス用語： 高付加価値 ,  市場性 ,  消費者受容性 ,  有効利用 ,  鞣皮

分類 (2件)： 狩猟  (FG02000L) ,  皮革工業  (YM07000F)

引用文献 (7件)：

• 山梨県 : 「平成30年度第2期山梨県第二種特定鳥獣(ニホンジカ)管理計画 年間実施計画」, p.5, p.11 (2018)
• 山梨県 : 農政部畜産課調べ (2018)
• 山梨県 : 「ニホンジカ有効活用ガイドライン」, p.1(2014)
• 串田賢一, 渡辺誠, 鈴木文晃, 佐藤博紀, 小平真佐夫 : 甲州印伝への山梨県産鹿革の活用とプロダクトの試作開発, 山梨県工業技術センター平成27年度研究報告, No.30, pp.126-132 (2016)
• 串田賢一, 鈴木文晃, 佐藤博紀, 小平真佐夫 : 甲州印伝への山梨県産鹿革の活用とプロダクトの試作開発, 山梨県産業技術センター平成28年度研究報告, No.31, pp.133-140 (2017)

タイトルに関連する用語 (5件)： ニホンジカ ,  角 ,  素材 ,  高付加価値 ,  開発