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J-GLOBAL ID：202002266752036589   整理番号：20A2712472

2050年二酸化炭素排出量80%削減目標を達成するための電源構成と系統増強計画

Energy Mix and Grid Expansion Planning for 80% Reduction Target of CO₂ Emission toward 2050-Optimization analysis using TIMES-

著者 (2件)： 安田陽 (京大) ,  濱崎博 (デロイト トーマツ コンサルティング)
資料名： 電気学会研究会資料
号： FTE-20-016-033/HV-20-090-107 新エネルギー・環境研究会/高電圧研究会  ページ： 47-52  発行年： 2020年11月05日 
JST資料番号： Z0924B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Paris協定書に記載された2°C目標を満足させるために,日本政府はまた,2050年まで「GHG(グリーンハウスガス)の80%削減」の目標を設定した。本論文は,世界規模で最も確立された評判エコノ技術モデルの1つであるTIMESモデルを用いて,「GHGの80%削減」の外部条件における社会的コストを最小化するための最適エネルギーミックスとグリッド拡張計画を示した。最適計算の結果は,再生可能エネルギーの57%と77%のシェアが,2040と2050年に,グリッド拡張なしでも,それぞれ可能であることを示す。グリッド拡大によって,79%の再生可能シェアは,より低い社会コストによって達成することができた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 二酸化炭素排出量 ,  減少 ,  目標設定 ,  *系統計画 ,  *発電設備 ,  経済モデル ,  温室効果ガス ,  *再生エネルギー ,  日本 ,  風力発電 ,  太陽光発電
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出量削減 ,  温暖化ガス排出量削減目標 ,  *電源構成

分類 (3件)： 電力応用一般  (NB11010N) ,  電力系統一般  (NB02000E) ,  エネルギー資源及び開発  (LB01000V)

引用文献 (15件)：

• 環境省: 地球温暖化対策計画, 平成28年5月13日 閣議決定 (2016) https://www.env.go.jp/press/files/jp/102816.pdf
• 安田陽: 電力系統は誰がどのように計画をするのか?~電源計画・系統計画に関する最新国際動向~, 計画行政, Vol.42, No.2, pp.3-8 (2019)
• IRENA: 再生可能な未来のための計画 (2018) http://www.env.go.jp/earth/report/h30-01/ref01.pdf
• 永井雄宇・山本博巳・岡田健司・矢部邦明・永田豊: 地域間電力融通の効果を定量的に評価する電源構成モデルの開発-再生可能エネルギー大量導入時の電源構成分析の改良-, 電力中央研究所報告, Y15021 (2016)
• 安田陽・濱崎博: TIMES-JMT Gridを用いた日本の再生可能エネルギー大量導入長期シナリオによる送電線投資分析, 電気学会新エネルギー・環境/高電圧合同研究会, FTE-18-037, HV-18-084 (2018)

タイトルに関連する用語 (6件)： 二酸化炭素排出量 ,  目標 ,  電源構成 ,  系統 ,  増強 ,  計画