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J-GLOBAL ID：202002267263597354   整理番号：20A2438567

凍結融解作用を受ける支笏溶結凝灰岩の損傷に与える冷却速度の影響

Impact of cooling rate on damage of Shikotsu welded tuff induced by freeze-thaw action

著者 (5件)： 歌代佳祐 (北大) ,  野中聡志 (北大) ,  児玉淳一 (北大) ,  福田大祐 (北大) ,  藤井義明 (北大)
資料名： 資源・素材(Web)  (資源・素材講演集(Web))
巻： 2020  ページ： ROMBUNNO.1K0201-06-05 (WEB ONLY)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0985A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・寒冷地においては凍結融解作用によって岩盤表面の劣化が生じることがあり,そのプロセスを理解することが重要なので,含水飽和状態における表題岩石を用いた凍結融解試験を実施し歪,表面温度,AEを計測。
・冷却速度の損傷効果を要約すると,速度が遅くなるほど間隙水の凍結開始温度が高くなり,1サイクルにおけるAEイベント発生数が増加し,残留歪と凍結融解歪が増大。

シソーラス用語： 熱サイクル ,  *溶結凝灰岩 ,  *冷却速度 ,  速度依存性 ,  *凍結融解試験 ,  *歪測定 ,  表面温度 ,  岩盤 ,  強度 ,  岩盤斜面 ,  *計測 ,  残留歪 ,  プロセス解析
準シソーラス用語： *AE計測 ,  岩盤強度 ,  支笏溶結凝灰岩 ,  凍結融解サイクル ,  歪計測

分類 (2件)： 火成岩全般  (DE07030T) ,  土木工学一般  (RC01000E)

引用文献 (4件)：

• 山本清仁,小林晃,藤居宏一(2000),凍結融解の影響による岩石の力学定数の変化,土木学会論文集,No. 666 III-53,pp. 35-44
• 児玉淳一,中谷匡志,奈良禎太,後藤龍彦,藤井義明,金子勝比呂(2011),凍結融解作用を受ける岩石の破壊プロセスと耐久性の評価, Journal of MMIJ,Vol. 127,pp. 117-126
• N. Matsuoka(1990),Mechanisms of Rock Breakdown by frost Action: An Experimental Approach,Cold Regions Science and Technology,17, pp. 253-270
• 橋本勝文,横田弘,杉山隆文,吉川昂純(2013),凍結融解作用を受けたモルタルのX線CT撮影による空隙構造評価,材料 Journal of the Society of Materials Science,Japan,Vol.62,pp.492-497

タイトルに関連する用語 (3件)： 溶結凝灰岩 ,  損傷 ,  冷却速度