文献

J-GLOBAL ID：202002267351331759   整理番号：20A2235303

GPGPUを用いた交差判定式全方位可視率計算の超高速化 -緑視率計算と植栽計画指標検討への応用-

SUPER SPEEDUP OF OMNIDIRECTIONAL VISIBILITY CALCULATION VIA INTERSECTION DETECTION USING GPGPU -Calculation of green visibility rate and its application for the examination of planting plan index-

著者 (2件)： 藤井健史 (立命館大学理工学部建築都市デザイン学科) ,  山田悟史 (立命館大学理工学部建築都市デザイン学科)
資料名： 日本建築学会技術報告集(Web)  (AIJ Journal of Technology and Design (Web))
巻： 26  号： 63  ページ： 802-807(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1713A  ISSN： 1881-8188  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： GPGPUを用いて,交差判定により,全方位視野を有する景観要素の立体角を計算する方法を開発した。処理速度はCPU単体を用いて達成された処理速度より約500倍速いことを確認した。さらに,開発した方法を,樹木をランダムに配列したモデルの全方位緑視率の計算に適用した。それにより,樹木の形状および数と,全方位緑視率との関係を統計的に解析した。これらの結果は,樹木の配置を計画する場合において,緑視率の指標として考察することができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *専用プロセッサ ,  交差検証法 ,  角度 ,  視野 ,  計算機処理速度 ,  樹木 ,  比率 ,  *可視度 ,  *緑地 ,  植栽 ,  配置計画 ,  アルゴリズム ,  画像技術 ,  直線 ,  景観
準シソーラス用語： *GPGPU ,  立体角 ,  緑視率 ,  走査線

著者キーワード (10件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (1件)： 公園,造園,緑化  (RD04020Y)

引用文献 (18件)：

• 1) 和田健介 , 中井正一, 関口徹:GPU を用いた有限要素法による地震波動伝播解析, 日本建築学会技術報告集, Vol.19, No,43, pp.1219-1224, 2013.10
• 2) 山口拓真, 縣亮一郎, 市村強, 堀宗朗, WIJERATHNE Lalith:GPU クラスタを用いたモンテカルロ地殻変動想定手法の開発, 土木学会論文集 A1(構図・地震工学), Vol.73, No.4, pp. I_310-I_320, 2017
• 3) 曾新翔, 赤穗良輔, 石川忠晴, 中村恭志:非構造三角形格子に基づく津波数値解析の GPGPU による高速化, 土木学会論文集 B1(水工学), Vol.69, No.4, pp.I_619-I_624, 2013
• 4) 安福健祐:GPU を利用した大規模避難シミュレーションシステムの開発, 日本建築学会大会学術講演梗概集, A-2 防火, 海洋, 情報システム技術, pp.201-202, 2011.7
• 5) 高橋浩司, 花房比佐友, 堀口良太:GPU を用いた大規模ネットワーク交通流シミュレーションにおける経路探索計算の高速化, 電子情報通信学会技術研究報告, 信学技報 Vol.117, No.71, pp.33-38, 2017.06

タイトルに関連する用語 (8件)： GPGPU ,  交差 ,  全方位 ,  計算 ,  高速化 ,  緑視率 ,  指標 ,  応用