文献

J-GLOBAL ID：202002267816340725   整理番号：20A2611793

伊勢湾海洋レーダによる波浪観測手法の検討

著者 (5件)： 峯村浩治 (沿岸技術研究セ) ,  守屋正平 (沿岸技術研究セ) ,  恩田充 (国土交通省 中部地方整備局 名古屋港湾空港技術調査事務所) ,  村上裕幸 (国土交通省 中部地方整備局 名古屋港湾空港技術調査事務所) ,  金津伸好 (国際航業 技術本部)
資料名： 沿岸技術研究センター論文集  (沿岸技術研究センター研究論文集)
号： 20  ページ： 5-8  発行年： 2020年11月 
JST資料番号： L4694A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・沖合波浪観測における海洋レーダの活用を目的として,現在稼働している伊勢湾海洋レーダを用いて波浪観測手法を検討。
・海洋レーダによる波浪観測はノイズ(SN比)の影響を大きく受けると言われているが,伊勢湾においても河川出水による海域表層の淡水化によりSN比が低下すると波高の算出精度が低下することを確認。
・伊勢湾海洋レーダを用いて波高を算出するには,SN比を閾値とした棄却により現行3局のうち精度のよいもののみを採用することで,検証波高と同等の観測値の取得が可能となることを確認。

シソーラス用語： *海洋観測 ,  *湾 ,  *レーダ ,  雑音 ,  淡水化 ,  SN比 ,  波高 ,  精度 ,  閾値 ,  表層
準シソーラス用語： ノイズ ,  伊勢湾 ,  *海洋レーダ ,  計算精度 ,  *波浪観測

分類 (1件)： 海洋物理学一般  (DC06010K)

引用文献 (4件)：

• 藤良太郎, 日向博文, 藤井智史, 永松宏, 小笠原勇, 伊藤浩之, 片岡智哉, 高橋智幸: 仮想津波観測実験に基づく海洋レーダ津波検知距離の検討, 土木学会論文集B2(海岸工学)71巻2号, p.I_337-I_342, 2015
• 片岡智哉, 永松宏: 浅海域における海洋レーダを用いた方向スペクトル推定法, 土木学会論文集B2(海岸工学)72巻2号 p.I_1711-I_1716, 2016
• Barrick, D. E: Remote sensing of sea state by radar, Remote sensing of the Troposphere, V. E. Derr, Editor, U. S., Govt. Printing Office, Washington, D. C., 12. 1972
• 土木学会: 陸上設置型レーダによる沿岸海洋観測, 2001

タイトルに関連する用語 (4件)： 伊勢湾 ,  海洋レーダ ,  波浪観測 ,  手法