文献
J-GLOBAL ID:202002268086928376   整理番号:20A0294765

ペーシング誘発不全ウサギ心臓におけるアパミン感受性小コンダクタンスカルシウム活性化カリウム電流に対するオンダンセトロンの効果【JST・京大機械翻訳】

Effects of ondansetron on apamin-sensitive small conductance calcium-activated potassium currents in pacing-induced failing rabbit hearts
著者 (22件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 332-340  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3164A  ISSN: 1547-5271  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
広く処方されている制吐剤オンダンセトロンは,薬物誘発性QT延長症候群に関与している。最近のパッチクランプ実験により,オンダンセトロンは,アパミン感受性小コンダクタンスカルシウム活性化カリウム電流(I_KAS)を阻害することが示されている。本研究の目的は,オンダンセトロンがI_KAS阻害による活動電位持続(APD)延長を引き起こすかどうかを決定することであった。光学的マッピングは,オンダンセトロン(100nM)注入の前後に,ペーシング誘発性心不全(HF)と正常な心臓においてウサギ心臓で行われた。80%再分極(APD_80)におけるAPDと不整脈誘導性を測定した。オンダンセトロンによる追加の研究は,アパミン投与の前または後に低カリウム血症(2.4mM)溶液で灌流された正常な心臓で行われた。HFにおける補正QT間隔は,ベースラインにおいて326ms(95%信頼区間[CI]306-647ms)であり,オンダンセトロン注入後に364ms(95%CI351-378ms)であった(P<0.001)。オンダンセトロンは,HF群におけるAPD_80を有意に延長し,早期後脱分極を促進し,APD回復曲線を刺激し,心室脆弱性を増加させた。心室細動はベースライン時のHF心室では誘導されなかったが,オンダンセトロン注入後,心室線維化は7心室のうち5で誘導された(P=0.021)。低カリウム血症において,アパミンは163ms(95%CI146-180ms)から180ms(95%CI156-204ms)までAPD_80を延長した(P=0.018)。オンダンセトロンのその後の投与は,APD_80(180ms[95%CI 156-204ms]対179ms[95%CI 165-994ms];P=0.789)をさらに延長することに失敗した。結果は,オンダンセトロンが最初に投与されたときに類似し,続いてアパミンが続いた。オンダンセトロンは治療濃度で特異的なI_KAS遮断薬である。オンダンセトロンは,小コンダクタンスカルシウム活性化カリウムチャンネルを阻害することにより,HFにおけるQT間隔を延長する可能性があり,心室性不整脈に対する脆弱性を増加させる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  循環系疾患の治療一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (11件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る