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J-GLOBAL ID:202002268333785632   整理番号:20A1683838

B型肝炎ウイルス変異パターンrtA181S+T184I+M204Iは臨床診療における多剤耐性に寄与する可能性がある:中国人患者の大規模コホートの分析【JST・京大機械翻訳】

Hepatitis B virus mutation pattern rtA181S+T184I+M204I may contribute to multidrug resistance in clinical practice: Analysis of a large cohort of Chinese patients
著者 (11件):
資料名:
巻: 180  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,慢性HBV感染患者の大規模コホートにおけるrtA181S+T184I+M204I変異体の有病率とウイルス学的特徴を特性化することを目的とした。2007年から2016年の間に中国PLA総合病院のFifth医療センターで抵抗試験を受けた合計22,009ヌクレオシド/ヌクレオチドアナログ治療患者を登録した。血清試料はHBV逆転写酵素遺伝子配列決定のために採取した。ウイルス複製能力と薬剤感受性の表現型解析を行った。rtA181S陽性患者は,rtA181S陰性患者よりも有意に高いラミブジン(LAM),アデホビル(ADV)およびエンテカビル(ETV)曝露を有する試料の0.82%(180/22,009)で検出された。180rtA181S陽性患者のうち,42人は共存耐性突然変異がなく,34人は共存LAM耐性変異(LAMr),17人は共存ADV耐性変異(ADVr),86人は共存ETV耐性変異(ETVr)を有し,1人はrtA181S+ETVrの79.1%(68/86)と全rtA181S陽性患者の37.8%(68/180)で発症した。4つの代表的症例に対する耐性突然変異体進化の臨床経過の縦断的分析は,rtA181S+T184I+M204IがLAM/テルビブジン±ADVを受け,ETVまたはADV+ETVを受けたすべての患者で発症したことを示した。野生型と比較して,rtA181S+T184I+M204I変異体は,それぞれ53.7%低い複製能および>1000,3.9および383.3倍大きなLAM,ADVおよびETV耐性を有したが,テノホビルに対して感受性を維持した。rtA181S+T184I+M204I変異体からのrtA181Sの人工除去は,ADVに対するウイルス感受性を回復したが,ウイルス複製能を低下させた。この研究は,HBV rtA181S+T184I+M204I変異が,ヌクレオシドとヌクレオチド類似体の両方に対する耐性に関わる多剤耐性の特徴を有する最初の証拠を示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器疾患の薬物療法  ,  抗ウイルス薬の臨床への応用  ,  感染症・寄生虫症の治療 

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