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J-GLOBAL ID:202002268568951419   整理番号:20A0652803

2010~2013年のパキスタンの子供における循環呼吸器合胞体ウイルス遺伝子型の分子特性化【JST・京大機械翻訳】

Molecular characterization of circulating respiratory syncytial virus genotypes in Pakistani children, 2010-2013
著者 (7件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 438-445  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3388A  ISSN: 1876-0341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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急性低呼吸器感染症のウイルス病因に関するデータはパキスタンでは少ない。ヒト呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は小児における罹患率の重要な原因であるが,有効なワクチンまたは抗ウイルス療法は現在利用可能ではない。ワクチンは将来利用できると期待されるので,局所的に流行するRSVサブタイプの疫学を理解することが重要である。本研究は,5歳未満のパキスタンの小児におけるRSV(AおよびB)遺伝子型の分子疫学を定義することを目的とした。インフルエンザ様疾患(ILI)と重症急性呼吸器疾患(SARI)に対する世界保健機関症例定義を事例選択に用いた。2010年から2013年の間の10月~4月の間に,8つのインフルエンザのセンチネルサイトを含む,すべての省/地域からの3次ケア病院で,ILIまたはSARIを示した5歳未満の小児を登録した。小児の人口統計学的および臨床データを記録し,鼻咽頭/咽頭スワブを分析に用いた。全試料を非インフルエンザ呼吸ウイルスに対するリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応を用いてRSV A及びBに対して試験した。RSV AとBのための特異的オリゴヌクレオチドプライマーをG蛋白質のサブタイピングと配列決定のために使用し,続いて系統発生分析を行った。全部で1941試料を含めた。RSVは472名(24%)の小児で検出され,RSV Aは367名(78%),RSV Bは105名(22%)で検出された。全てのRSV A株のG蛋白質はNA1/GA2遺伝子型にクラスター化したが,RSV B株は60ヌクレオチド重複を示し,BA-9,BA-10および新しいBA-13遺伝子型の3つのBA遺伝子型に割り当てられた。本研究は,パキスタンの小児における急性呼吸器感染症のウイルス病原体としてのRSVの重要性とRSVウイルスの多様性を強調する。パキスタンにおけるRSV感染の疫学を理解するためには,一般的で新たに出現する遺伝子型の早期検出のための継続的分子監視が必要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般 

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