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J-GLOBAL ID:202002268759964900   整理番号:20A1762288

IEC60060-1および補償型インパルス電圧発生器の波形パラメータのための新しいベースカーブの提

Proposal of New Base Curve for IEC 60060-1 and Compensated Impulse Voltage Generator’s Waveform Parameters
著者 (3件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 423-429(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: S0809A  ISSN: 0385-4213  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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大容量負荷を雷インパルス発生器に接続すると,T1値は大きくなり,主キャパシタの電圧降下が無視できなくなり,主キャパシタに蓄えられた電荷がその波面で容量負荷に流出するので,インパルス発生器の効率は低下する。この状況は,電力ケーブルやUHV装置試験においてしばしば観察される。この問題は,フロント(直列)抵抗器にインダクタを直列に挿入することによって解決できる。しかし,この解決策には欠点がある:インダクタと容量負荷により発振回路が作られてしまい,出力波形はピークの周りで強く発振する。いわゆる補償回路を導入して,この重畳する振動問題を軽減する。その補償回路は効果的にはハードウェア低域フィルタであり,振動は消える。その結果として,滑らかな出力波形が得られる。著者は,IEC60060-1:2010手順で得られた波形パラメータについて疑い抱き始めた。これは,出力波形(即ち,記録されたカーブ)がIEC 60060-1:2010で義務つけられたベースカーブ(二つの指数関数の合計)によって近似できないためである。実際に,IEC 60060-1:1989で評価したT1値とIEC 60060-1:2010手順で評価したT1値との間には許しがたい差があった。本論文では以下について解説する:1)IEC 60060-1:2010によるT1値は誤差があり,2)IEC 60060-1:2010手順による誤差の原因,3)補償波形を解析する場合に困難を解決し,普通の雷インパルスを解析するのにも使用できる新しいベースカーブの提案,4)本提案の方法の付加的有効性を実証するためにIEC 61083-2:2013からの特別な波形を解析すべきであり,IEC 61083-2:2013に出現する参照値が修正を必要とする場合があることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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