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J-GLOBAL ID：202002269488435593   整理番号：20A0363912

レーザー共鳴イオン化を用いた同位体存在度の低いストロンチウム90の迅速分析技術開発(委託研究); 平成30年度英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業

Development of technology for rapid analysis of strontium-90 with low isotopic abundance using laser resonance ionization (Contract research); FY2018 Center of World Intelligence Project for Nuclear Science/Technology and Human Resource Development

資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2019-027  ページ： 1-70  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本原子力研究開発機構(JAEA)廃炉国際共同研究センター(CLADS)では、平成30年度英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業(以下、「本事業」という)を実施している。本事業は、東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所の廃炉等をはじめとした原子力分野の課題解決に貢献するため、国内外の英知を結集し、様々な分野の知見や経験を、従前の機関や分野の壁を越えて緊密に融合・連携させた基礎的・基盤的研究及び人材育成を推進することを目的としている。平成30年度の新規採択課題から実施主体を文部科学省からJAEAに移行することで、JAEAとアカデミアとの連携を強化し、廃炉に資する中長期的な研究開発・人材育成をより安定的かつ継続的に実施する体制を構築した。本研究は、研究課題のうち、平成30年度「レーザー共鳴イオン化を用いた同位体存在度の低いストロンチウム90の迅速分析技術開発」について取りまとめたものである。本研究は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で環境中に放出された主要な難測定核種の一つであるストロンチウム90を、半導体レーザーを用いた共鳴イオン化により元素かつ同位体選択的にイオン化する手法に着目し、特に海洋試料等のストロンチウム安定同位体濃度が高い実試料を対象としたストロンチウム90の迅速分析技術を開発する。(著者抄録)

シソーラス用語： *共鳴イオン化 ,  レーザ ,  *ストロンチウム90 ,  *迅速分析 ,  原子炉デコミッショニング ,  同位体存在比 ,  原子炉事故 ,  半導体レーザ
準シソーラス用語： 同位体存在度 ,  廃炉 ,  福島第一原子力発電所事故

著者キーワード (12件)： 福島第一原子力発電所事故 ,  strontium-90 ,  laser resonance ionization ,  elemental selectivity ,  isotopic selectivity ,  isotope shift ,  external cavity diode laser ,  linewidth ,  diffraction grating ,  interference filter ,  real samples ,  Fukushima Daiichi Nuclear Power Station Accident

分類 (2件)： 放射性廃棄物  (MB05000Y) ,  分光分析  (CC03012W)

引用文献 (11件)：

• https://commons.wikimedia.org/wiki/File:ThermalFissionYield.svg.
• https://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/leaflet_120329.pdf.
• 古川真, 高貝慶隆, RADIOISOTOPES, 67 (2018) 17-30.
• S. J. Tumey et al., J. Radioanal. Nucl. Chem., 282 (2009) 821-824.
• B. A. Bushaw, B. D. Cannon, Spectrochim. Acta B, 52 (1997) 1839-1854.

タイトルに関連する用語 (13件)： レーザー ,  共鳴イオン化 ,  同位体存在度 ,  ストロンチウム90 ,  迅速分析 ,  開発 ,  委託 ,  研究 ,  原子力 ,  科学 ,  人材育成 ,  推進 ,  事業