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J-GLOBAL ID：201802215754658025   整理番号：18A0376486

ICP-MSによるストロンチウム90の迅速分析法-半減期が数十年のβ線放出核種の高速自動分析-

Rapid Measurement of Strontium-90 Using ICP-MS -High Performance Sequential Analyzer for β-ray Emitter Nuclide of Several Ten-Years Half-Life-

著者 (4件)： 古川真 (東京大学大学院農学生命科学研究科) ,  古川真 (株式会社パーキンエルマージャパン) ,  古川真 (福島大学共生システム理工学類) ,  高貝慶隆 (福島大学共生システム理工学類)
資料名： RADIOISOTOPES (Web)  (RADIOISOTOPES (Web))
巻： 67  号： 1  ページ： 17-30(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0780A  ISSN： 1884-4111  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ⁹⁰Srは,ウランから生じる代表的な核分裂生成物であり,半減期が約29年の放射性核種である。⁹⁰Srは,純β線放出核種でありγ線を放出しないため,γ線放出核種と比べて計測が難しい。その迅速な計測のために多くの分析方法の開発が進められてきた。ここではそれらの技術を概説するとともに,特に,高周波誘導結合プラズマ四重極形質量分析計(ICP-QMS)の東京電力福島第一原子力発電所事故後の進展に焦点を当てて現状と展望を述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *ICP-MS分析 ,  *ストロンチウム90 ,  迅速分析 ,  *核分裂生成物 ,  半減期 ,  線源 ,  検出 ,  *原子炉事故 ,  福島県
準シソーラス用語： 放射性半減期 ,  β線源 ,  β線検出 ,  福島第一原子力発電所事故

著者キーワード (10件)： radioactive strontium ,  strontium-90 ,  rapid analytical method ,  mass-spectrometry ,  ICP-MS ,  radioactive strontium ,  strontium-90 ,  rapid analytical method ,  mass-spectrometry ,  ICP-MS

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (54件)：

• 1) 日本アイソトープ協会,アイソトープ手帳11版,日本アイソトープ協会,2011
• 2) 塚田祥文,鳥山和伸,山口紀子,武田 晃,中尾 淳,原田久富美,高橋知之,山上 睦,小林大輔,吉田 聡,杉山英男,柴田 尚,土壌-作物系における放射性核種の挙動,日本土壌肥料学雑誌,82, 408-418(2011)
• 3) Rod, K. A., Um, W. and Flury, M., Transport of strontium and cesium in simulated hanford tank waste leachate through quartz sand under saturated and unsaturated flow, Environ. Sci. Technol., 44, 8089-8094 (2010)
• 4) Vajda, N. N. and Kim, C. K. K., Determination of radiostrontium isotopes: A review of analytical methodology, Appl. Radiat. Isot., 68, 2306-2326 (2010)
• 5) 高貝慶隆,古川 真,高周波誘導結合プラズマ質量分析法による東京電力福島第一原子力発電所事故にかかわる環境試料中の⁹⁰Sr分析,ぶんせき,10, 551-554(2014)

タイトルに関連する用語 (7件)： ストロンチウム90 ,  迅速分析 ,  半減期 ,  β線 ,  放出 ,  核種 ,  自動分析