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J-GLOBAL ID:202002269799718350   整理番号:20A1314313

小学生向け外来種&ヒアリ学習ワークショップの開発と実践

Development and Implementation of a Workshop on Alien Species and Red Imported Fire Ants (RIFA) for Elementary School Students
著者 (5件):
資料名:
号: 26  ページ: 39-56 (WEB ONLY)  発行年: 2020年03月 
JST資料番号: U1325A  ISSN: 1881-8390  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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市民のヒアリ監視活動への参画,および外来種リテラシーの向上を目指した体験型ワークショップ(以下,WS)を開発した.ヒアリの日本国土への定着を阻止するためには,専門家だけでなく市民ひとりひとりがヒアリ監視のスキルと意識を持つことが,きわめて有効なリスク対策となる.本WSは,外来種問題という社会が抱える喫緊課題に対する問題解決の手段としての側面と,市民が身近な自然の生物多様性を学ぶ環境学習の側面を併せ持つ.そのため,ヒアリや外来種に対する危機意識の醸成だけではなく,生き物への純粋な興味や知識欲をくすぐるエンターテイメント性を意識してプログラムをデザインした.加えて,生物を扱うWSで最も講師のスキルと経験が求められるパートである野外観察・採集と顕微鏡観察を省略するために,アリ類の精密拡大模型を作成した.これにより,専門性を担保しつつも,専門家でなくとも実施可能な比較的手軽で汎用性の高いWSとなった.WSのコンパクト化を実現したことで,危機管理WSの命題である実施範囲の拡大へとつながった.ヒアリ対策のニーズの高い沖縄県において継続的にWSを実践し,改良を重ねて本WSが完成した.WSの前後でとった参加者へのアンケート調査結果から,本WSの最適な実施対象は小学校中学年であること,参加者の「ヒアリ」のキーワード認識率はWS前から高い水準にあること,そしてWS参加によって「ヒアリ」および「外来種」のキーワード認識率が上昇することが明らかになった.(著者抄録)
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分類 (1件):
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生物科学一般 
引用文献 (16件):
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