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J-GLOBAL ID：202002270345290300   整理番号：20A0781065

ドップラーレーダーを用いた突風に対する列車運転規制方法の導入と列車運転規制区間の拡大

著者 (4件)： 鈴木博人 (JR東日本 研究開発セ) ,  楠健一 (気象研) ,  藤原忠誠 (JR東日本 研究開発セ) ,  猪上華子 (気象研)
資料名： 日本鉄道施設協会誌  (Journal of Japan Railway Civil Engineering Association)
巻： 58  号： 4  ページ： 264-267  発行年： 2020年04月01日 
JST資料番号： G0049B  ISSN： 0913-2643  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・2005年に発生した羽越本線における突風による列車脱線事故の対策として,ドップラーレーダを用いた突風に対する列車運転規制方法を開発。
・冬季の日本海側の突風に対してドップラーレーダーで上空の渦を探知追跡し,突風が進行すると予測される範囲に線路が含まれる場合,その区間の列車の運行を停止。
・ドップラーレーダによる突風探知,庄内平野における突風の特徴,列車運転規制方法,レーダの新設と本方法の実用化,列車運転規制範囲の拡大について解説。

シソーラス用語： *列車運転 ,  規制 ,  *Dopplerレーダ ,  *突風 ,  東北地方 ,  日本海 ,  渦 ,  大気 ,  予測 ,  地方鉄道
準シソーラス用語： 羽越本線 ,  *運転規制

分類 (1件)： 輸送と業務  (TC01030N)

引用文献 (5件)：

• 鈴木博人、藤原忠誠、櫃間智紀、楠研一、猪上華子:ドップラーレーダーを用いた突風に対する列車運転規制方法の開発と導入、JREA、 Vol.61,No.6、pp.42281-42284、2018.
• 航空・鉄道事故調査委員会:鉄道事故調査報告書「九州旅客鉄道株式会社日豊線南延岡駅構内列車脱線事故」、24pp、2008.
• 航空・鉄道事故調査委員会:鉄道事故調査報告書「東日本旅客鉄道株式会社羽越線砂越駅~北余目駅間列車脱線事故」、98pp、2008.
• 藤井昌隆、藤井俊茂、村石尚:強風時の運転規制の歴史、鉄道総研報告、Vol.9、pp.43-48、1995.
• 気象庁:竜巻等の突風データベース、http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/tornado/index.html.

タイトルに関連する用語 (5件)： ドップラーレーダー ,  突風 ,  列車 ,  規制 ,  拡大