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J-GLOBAL ID:202002270424824459   整理番号:20A0327718

sphingobium sp.株TCM1におけるPhoKアルカリ性ホスファターゼの酵素的特性化と遺伝子発現の調節【JST・京大機械翻訳】

Enzymatic characterization and regulation of gene expression of PhoK alkaline phosphatase in Sphingobium sp. strain TCM1
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巻: 104  号:ページ: 1125-1134  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Sphingobium sp.菌株TCM1は,トリス(2-クロロエチル)ホスファートのような塩素化有機リン系難燃剤を著しく分解することができる。菌株TCM1(Sb-PhoK)のPhoKは分解経路における最終段階を触媒する主要アルカリ性ホスファターゼ(APアーゼ)である。ここでは,大腸菌で生産されたSb-PhoKを精製し,特性化し,TCM1株におけるSb-phoK遺伝子発現の調節を分析した。組換Sb-PhoKは成熟型で産生され,推定シグナルペプチドを欠き,ホモ二量体を形成した。精製したSb-PhoKは37°Cで384U/mgの比活性を示した。最適温度は50°Cで,Sb-PhoKは60°Cで10分間インキュベートすると完全に不活性化された。最適pHは10で,安定性はpH6.0~10.5で観察された。Sb-PhoKはサブユニット当たり2つのCa2+と1つのZn2+を含むことが示唆されたが,反応混合物へのZn2+の過剰添加は酵素活性を顕著に阻害した。Sb-PhoKは,ビス(p-ニトロフェニル)ホスファートを除いて種々のリン酸化化合物に対してホスファターゼ活性を示し,それが広い基質特異性を有するホスホモノエステラーゼであることを示した。p-ニトロフェニルりん酸のK_mとk_catは,最適条件下で,それぞれ2.31mMと1270s-1であった。この酵素はバナジウム酸塩,ジチオトレイトールおよびSDSによって強く阻害されたが,尿素およびTriton X-100に対しては高い耐性を示した。Sb-phoK遺伝子発現は培地中の無機リン酸塩濃度により調節され,低無機リン酸濃度で誘導された。Sb-phoB遺伝子の欠失は低無機リン酸濃度でもSb-phoK遺伝子の誘導をもたらさず,Sb-PhoKがPhoレギュロンのメンバーであることを確認した。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  遺伝子操作 

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