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J-GLOBAL ID:202002271032405705   整理番号:20A2524764

都城市における降水の安定同位体比の季節変動

Seasonal variability of stable isotopes in precipitation in Miyakonojo City, southern Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 85-94(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L1875A  ISSN: 1342-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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宮崎県都城市では,2005年より降水の安定同位体比(δ2H・δ18O)の長期観測が行われており,その季節変動や変動要因について解析した。長期観測データを各月ごとに平均した結果,降水量の平均値は6月から9月(多雨期)は250 mmより多く,10月から5月(少雨期)は200 mmより少ない。また,降水量で加重平均したδ18Oの平均値は,8月を除いて多雨期には-7‰より低く,少雨期には高い。同様に,δ2Hの平均値は多雨期には-40‰より低く,少雨期には高い。d-excessの平均値は4月から10月(暖候期)には15‰より低く,11月から3月(寒候期)には15‰より高い明瞭な季節変化をしており,気温の平均値と有意な負の相関が認められた。次に,毎月の同位体比と降水量や気温との相関を,通年および多雨期と少雨期に分けて解析した。その結果,降水量とは通年のみ有意な負の相関が認められ,δ18Oとδ2Hの降水量効果は-0.29(‰/100 mm)と-3.86(‰/100 mm)である。また,気温とは多雨期にのみ有意な正の相関が認められ,δ18Oとδ2Hの温度効果は0.42(‰/°C)と2.98(‰/°C)である。都城市の通年および暖候期と寒候期の天水線の傾きは,8.30~8.67とグローバルな天水線に近いが,切片は12.85~22.07と大きい。(著者抄録)
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