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J-GLOBAL ID：202002271222744186   整理番号：20A0697485

デジタル教材の学習ログと成績の関連分析

著者 (4件)： 椎野徹也 (九大 大学院システム情報科学府) ,  峰松翼 (九大) ,  島田敬士 (九大) ,  谷口倫一郎 (九大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2020  号： CLE-30  ページ： Vol.2020-CLE-30,No.10,1-4 (WEB ONLY)  発行年： 2020年03月01日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,九州大学や京都大学など複数の大学では,デジタル教材配信システムによって提供される教材を用いた講義が行われている.学生がデジタル教材を利用する際,その閲覧操作状況は自動的に学習ログとして記録される.この学習ログの分析によって得られる有用なフィードバックはエビデンスに基づく教育を実現するために期待されている.そこで本研究では学習ログ分析の一つとして,収集された学習ログと学生の成績との関連性に着目した調査を行った.どのような学習行動が成績状況と結びついているかを理解するのは学生をサポートする手がかりを得る上で重要であると考られる.本稿ではまず分析手法の提案を行い,その後実験によって明らかになった学生の成績と学習ログの関係性に関して議論を行う.(著者抄録)

シソーラス用語： *教材 ,  *学習 ,  *学校教育 ,  *統計解析 ,  人間行動 ,  分析 ,  *関連解析 ,  *電子教材
準シソーラス用語： *ディジタル教材 ,  *学業成績 ,  学習行動 ,  *学習履歴 ,  大学教育 ,  分析法

分類 (2件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C) ,  科学技術教育  (AA04000C)

引用文献 (7件)：

• 武田俊之. ラーニング・アナリティクスとは何か. コンピュータ & エデュケーション, Vol. 38, pp. 12-17, 2015.
• Hiroaki Ogata, Yuta Taniguchi, Daiki Suehiro, Atsushi Shimada, Misato Oi, Fumiya Okubo, Masanori Yamada, and Kentaro Kojima. M2b system: A digital learning platform for traditional classrooms in university. Practitioner Track Proceedings, pp. 154-162, 2017.
• 教育ビッグデータを用いた教育・学習支援のためのクラウド情報基盤. http://eds.let.media.kyoto-u.ac.jp/?page_id=14.
• Mouri K. Taniguchi Y Ogata H Taniguchi R Konomi S Shimada, A. Optimizing assignment of students to courses based on learning activity analytics. Proceedings of the 9th Internation Conference on Educational Data Mining, p. xxx, 2019.
• Okubo F. Ogata H Shimada, A. Browsing-pattern mining from ebook logs with non-negative matrix factorization. Proceedings of the 9th Internation Conference on Educational Data Mining, pp. 636-637, 2016.

タイトルに関連する用語 (5件)： デジタル教材 ,  学習 ,  ログ ,  成績 ,  分析