文献
J-GLOBAL ID:202002271743622661   整理番号:20A0028239

乳児におけるトルクテノウイルスに起因する無菌性髄膜炎:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Aseptic meningitis caused by torque teno virus in an infant: a case report
著者 (11件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1-4  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7518A  ISSN: 1752-1947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
トルクテンポウイルス感染症は,病原性薬剤に対してまだ考慮されていないにもかかわらず,トルクテノウイルスによって誘発された無菌性髄膜炎は報告されていない。本研究により,次世代配列決定を用いたトルクテノウイルス配列及びトルクテノウイルス抗原に対する免疫グロブリンM応答を同定し,したがって,トルクテノウイルス感染の包括的診断であることを示した。2か月齢の日本人男子は,彼が刺激性,drosy性,およびletharg性であるため,著者らの病院に紹介された。敗血症性髄膜炎の可能性を示唆する検査結果に基づいて入院した。患者は高用量抗生物質とステロイドによる治療を開始した。入院3日目に全身状態の改善を認め,6日目に退院した。退院後1年までの経過はない。入院時に採取された脳脊髄液試料の次世代配列決定を用いたメタゲノムリボ核酸-Seq病原体検出により,全部で1,708,516readsからのトルクテンポウイルスにおけるそれらと相同な3つの短い読み取りが明らかになった。この所見は,著者らの患者が,13人の他の患者からのトルクテンポウイルス陰性脳脊髄液試料(対照)と比較して陽性であることを示した。トルクテンポウイルスは,ポリメラーゼ連鎖反応により2810ntの全ゲノム配列を有することが示されている。著者らは,トルクテンポウイルスから組換え型GP2抗原を調製し,それを用いて,著者らの患者の抗トルクテノウイルス免疫応答を研究した。抗GP2血清免疫グロブリンM応答が検出され,トルクテノウイルス感染のさらなる支持的証拠を提供した。この症例は,トルクテノウイルス誘発無菌性髄膜炎が良好な経過を有することを推測する。次世代シークエンシングのような新しい技術はそのようなケースの同定を助けることができ,将来の事例の蓄積が期待される。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
先天性疾患・奇形一般  ,  血液の腫よう 
引用文献 (7件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る