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J-GLOBAL ID:202002272217234923   整理番号:20A1333958

Zn-ZSM-5ゼオライト上でのメタンの室温活性化および酢酸とメタノールの直接生成:機構的DFT研究

Room-Temperature Activation of Methane and Direct Formations of Acetic Acid and Methanol on Zn-ZSM-5 Zeolite: A Mechanistic DFT Study
著者 (5件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 345-354(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1703A  ISSN: 1348-0634  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Zn-ZSM-5ゼオライトは,Fe-およびCu-ZSM-5がFe-およびCu-オキソ活性部位を形成するのに必要な高温予備酸化段階を必要とせず,室温でメタンを活性化する有望な触媒である。Zn活性部位の2種の異なる構造,すなわち[Zn-O-Zn]2+とZn2+が実験的に提案されたが,メタンのC-H結合がどのように開裂するかについての機構は,依然として激しく議論されている。さらに,CH4反応Zn-ZSM-5へのCO2挿入による中程度の温度での酢酸生成の機構は不明であり,酸化剤の存在下でのメタノール生成の可能性は調べられていない。本研究では,Zn-ZSM-5ゼオライトの周期構造について密度汎関数理論(DFT)計算を行い,これらの問題を調べ,明らかにした。メタンのC-H結合は,ヘテロリシス,非ラジカル機構によって単核Zn2+活性部位で優先的に開裂し,結果として生成したCH3は閉殻一重項状態でZn中心(Zn-CH3)に結合することが分かった。本報告結果は実験的C-H活性化障壁と優れた一致を示し,酢酸とメタノールをそれぞれ生成するZn-CH3結合へのCO2挿入とZn-CH3結合上でのN2O分解の妥当な機構について考察した。本研究により,メタノールへのメタンの選択的酸化の低温連続プロセスのための代替金属交換ゼオライト触媒を理論的に予測できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
合成鉱物  ,  不均一系触媒反応  ,  酸化,還元 
引用文献 (67件):
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