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J-GLOBAL ID：202002272407659276   整理番号：20A1093147

オポジット型目標値フィルタを用いたトンネルボーリングマシン用油圧シリンダ制御の過渡特性改善

Transient Property Improvement of Hydraulic Cylinder Control for Tunnel Boring Machine Using Opposite Reference Filter

著者 (5件)： 大西義浩 (愛媛大学教育学部) ,  重松尚久 (呉工業高等専門学校 環境都市工学分野) ,  河相拓真 (呉工業高等専門学校 環境都市工学分野) ,  河村進一 (呉工業高等専門学校 環境都市工学分野) ,  小田登 ((株)スターロイ)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 140  号： 3  ページ： 320-325(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,トンネルボーリングマシンの油圧シリンダの負荷制御において,望ましい過渡特性を実現するためのオポジット型目標値フィルタを提案した。掘削開始時の負荷増加の場合,オーバーシュートを抑制し,緊急時の負荷を速やかに低減するために,負荷を一時的に低減することが望まれる。基準信号が増加して減少するとき,オポジット特性を持つように目標値フィルタを設計した。最後に,TBM油圧シリンダの力制御実験を行い,提案した方法の有用性を検証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *トンネル掘進機 ,  *油圧シリンダ ,  *負荷制御 ,  *挙動 ,  フィルタ ,  数値 ,  オーバシュート ,  力制御 ,  目標値
準シソーラス用語： *過渡特性

著者キーワード (8件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (2件)： トンネル工事用機械・設備  (RC05032V) ,  油圧・空気圧機器  (QD04020X)

引用文献 (13件)：

• (1) T. Shigematsu, I. Kitaoka, T. Muro, N. Oda, and S. Kawamura: “Efficiency Tests of a Model Trench Excavator by Using Multistage Type Edge Excavation”, Journal of Japan Society of Civil Engineering, (F1) Vol. 69, No. 2, pp. 121-128 (2013) (in Japanese)
• 重松尚久・北岡一成・室 達朗・小田 登・河村進一:「多段型端面掘削方式を用いた深礎掘削機の性能に関する室内実験」,土木学会論文集F1 (トンネル工学),Vol. 69, No. 2, pp. 121-128 (2013)
• (2) Y. Ohnishi, T. Shigematsu, S. Kawamura, and N. Oda: “Considerations to Automatic Control of Excavation Disk Cutter for Tunnel Boring Machines based on Variance Assessment”, IEEJ Trans. EIS, Vol. 137, No. 1, pp. 114-119 (2017) (in Japanese)
• 大西義浩・重松尚久・河村進一・小田 登:「分散評価に基づいたトンネルボーリングマシン用掘削ディスクカッタの自動制御化への検討」,電学論C,Vol. 137, No. 1, pp. 114-119 (2017)
• (3) T. Sugiyama and K. Uchida: “Gain Scheduled Velocity and Force Controllers for Electro-hydraulic Servosystem”, IEEJ Trans. IA, Vol. 122, No. 10, pp. 1051-1058 (2002) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (4件)： 目標値 ,  トンネルボーリングマシン ,  油圧シリンダ ,  特性改善