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J-GLOBAL ID:202002272445934227   整理番号:20A2056070

建築プロジェクトの施工段階における設計変更および追加予算承認プロセスに関する日米比較研究

A JAPAN-US COMPARATIVE STUDY ON THE APPROVAL PROCESS OF DESIGN CHANGES AND ADDITIONAL COST IN CONSTRUCTION PROJECT
著者 (2件):
資料名:
巻: 85  号: 772  ページ: 1251-1261(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本では,所有者が設計変更と建設段階における様々な理由による課題を決定することができる。これらの変更は,主に所有者によって要求されるが,すべての追加コストまたは一部は,所有者と建設業者の間の交渉において常には取り上げられない。一方,米国では,方法は契約に基づいており,建設業者は設計変更の追加コストについて所有者と交渉できる。本論文は,建設契約協定と建設工程に関する日本と米国の間の相違を明らかにするために,設計変更と追加コスト承認に焦点を合わせた。本論文では以下の結論を示した。1.この日米比較により,設計変更,追加コスト,クレーム,および承認に関する項目(表1)で,建設契約合意の違いを明らかにした。2.日米比較調査では,4つのプロジェクト(日本における2プロジェクト,米国の2プロジェクト)における所有者または建設業者が開始した設計変更および追加コストプロセスについて,以下のことを明らかにした。(図1~6および表2)a.日本では,設計変更と追加コストのリスクを取る責任は明確ではなく,追加コストの支払いの意思決定は,各プロジェクトごとに所有者と建設業者の間の交渉に依存する。b.米国では,設計変更が所有者によって要求され,それが誤設計,設計忘れ,および不一致によるものならば,責任は所有者に帰する。したがって,支払いは所有者の費用となる。c.米国では,所有者は,設計段階において問題決定の延期を許容できる。それは,実際の建設コストで支払われる変更指定によって調整することができた。d.米国では,所有者が設計変更の追加コストを払わない場合,建設業者は,建設契約協定におけるクレーム条項によって所有者と交渉できる。3.この日米比較調査,設計変更と追加コスト承認のシステムの研究により,日本の建設工程に関するいくつかの問題を,次の通り明らかにした:設計変更に関する追加コストに対する責任とリスクは,所有者と建設業者の間で明確でない。契約文書では,臨時仕様は明らかになっていない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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建設管理 
引用文献 (13件):
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