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J-GLOBAL ID:202002272617557694   整理番号:20A1013304

マイクロRNAとトランスクリプトームの組合せ分析はトビイロウンカに対するイネの抵抗性応答を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

A combined microRNA and transcriptome analyses illuminates the resistance response of rice against brown planthopper
著者 (9件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1-17  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7048A  ISSN: 1471-2164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トビイロウンカ(BPH,Nilaparvata lugens Stal)は,イネ収量に悪影響を与える一種のふるい摂食害虫である。最近,BPH耐性遺伝子BPH6をクローン化し,イネ育種に適用して,BPHを効果的に制御した。しかし,BPH6の基礎となる分子機構はほとんど理解されていない。ここでは,統合miRNAおよびmRNA発現プロファイリング分析を,BPH感染後のBPH6トランスジェニック(BPH6G)およびNipponbare(野生型,WT)植物で行い,合計217の異なる発現miRNA(DEMs)および7874の異なる発現mRNA(DEG)を同定した。miR160,miR166およびmiR169ファミリーのメンバーを含む29のmiRNAは,2つの品種間の初期または後期摂食段階で反対に発現したが,9つのmiRNAはBPH6G植物で特異的に発現し,BPHへのBPH6仲介耐性におけるこれらのmiRNAの関与を示唆した。トランスクリプトーム解析において,949DEGは,代謝過程,細胞発生,細胞壁組織化,細胞成分移動及びホルモン輸送,及びある種の一次及び二次代謝産物合成に富む2つの遺伝子型の初期又は後期摂食段階で反対に発現した。24の遺伝子を,BPH耐性の候補としてさらに選択した。DEMsとDEGの統合分析は,42の標的遺伝子に対応する34のmiRNAがBPH耐性のためのmiRNA-mRNA対候補であり,18対がqRT-PCRによって確認され,2つの対がin vivo分析によって確認されたことを示した。最初に,イネにおけるBPHに対する耐性機構を説明するために,統合小RNAとトランスクリプトーム配列決定を報告した。著者らの結果は,Bph誘導miRNAおよびmRNA発現プロファイルの変化を確認するための価値ある資源を提供し,植物-昆虫相互作用を理解し,効率的な昆虫防除のための道を見出すことを可能にする。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  稲作 
引用文献 (53件):

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