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J-GLOBAL ID：202002272760620960   整理番号：20A0322249

[ブロックチェーン技術の最新動向]2)分散台帳上での匿名送金とその監査について ゼロ知識証明を利用したセキュアプロトコル

著者 (1件)： 長沼健 (日立)
資料名： 情報処理  (IPSJ Magazine)
巻： 61  号： 2  ページ： 152-158  発行年： 2020年01月15日 
JST資料番号： G0427A  ISSN： 0447-8053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ビットコインのトランザクションおよび分散台帳は,P2Pネットワーク上の全ノードが参照可能な透明性の高い送金システムである一方,その透明性と背反する匿名性。
・本稿はzk-SNARK(ゼロ知識証明プロトコル)と,それを用いた匿名送金機能(Zcashプロトコルの一部)を非専門家向けに解説。
・かかる匿名性の高い暗号通貨が,マネーロンダリング等不正な送金手段として利用される懸念が指摘されるが,ゼロ知識証明を用いることで適切な監査機能が実現可能なことを報告。
・暗号通貨,匿名送金機能,その監査の実用に際しての課題を記述。

シソーラス用語： 情報技術 ,  *データ処理 ,  *監査 ,  ゼロ知識証明 ,  性質 ,  *貨幣 ,  インターネット ,  トランザクション処理
準シソーラス用語： ピーツーピーネットワーク ,  ブロックチェーン ,  *暗号通貨 ,  *送金処理 ,  透明性 ,  匿名

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (2件)：

• Parno, B. et al. : Pinocchio: Nearly Practical Verifiable Computation, In IEEE Symposium on Security and Privacy, S&P (2013).
• Naganuma, K. et al. : Auditable Zerocoin, In European Symposium on Security and Privacy Workshops, EuroS&PW (2017).

タイトルに関連する用語 (5件)： ブロックチェーン技術 ,  最新動向 ,  匿名 ,  監査 ,  ゼロ知識証明