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J-GLOBAL ID:202002272812600436   整理番号:20A2578430

マイクロキャリアベースのバイオリアクタ培養系における血清/異種移植条件下でのヒト間葉系間質細胞由来細胞外小胞のスケーラブルな産生【JST・京大機械翻訳】

Scalable Production of Human Mesenchymal Stromal Cell-Derived Extracellular Vesicles Under Serum-/Xeno-Free Conditions in a Microcarrier-Based Bioreactor Culture System
著者 (16件):
資料名:
巻:ページ: 553444  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7062A  ISSN: 2296-634X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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間葉間質細胞(MSC)は,それらの多系統分化能および内因性免疫調節および栄養活性のため,組織工学および細胞に基づく治療に対し大きな有望性を有する。過去数年にわたり,多くのMSC関連治療特徴のメディエーターとして細胞外小胞(EVs)が増えている。EVは細胞間コミュニケーションのメディエーターとして出現し,複数の生理学的過程と関連するが,いくつかの疾患の病因にも関連している。EVは細胞膜から誘導され,標的細胞への高い生体適合性を可能にし,一方,それらの小さなサイズは生物学的バリアを交差する理想的な候補になる。治療応用に対するEVの有望な可能性にもかかわらず,EV生産の一貫性とスケーラビリティを増加させるロバストな製造プロセスはまだ不足している。本研究では,EVsを,異なるヒト組織源[骨髄(BM),脂肪組織(AT)および臍帯マトリックス(UCM)]から分離したMSCにより産生した。MSC由来EVs(MSC-EVs)のスケーラブルな生産に向けて,ヒト血小板溶解物培養サプリメント(UltraGROTM-PURE)を用いて,血清-/無細胞マイクロキャリアに基づく培養システムを,垂直-WheelTMバイオリアクタ(VWBR)に実装した。製造したEVのモルフォロジーと構造を原子間力顕微鏡によって評価し,一方,EV蛋白質マーカーをウェスタンブロットによってEVsで首尾よく同定して,EV表面電荷をゼータ電位測定で決定したように比較的一定(-15.5±1.6mVと-19.4±1.4mVの間)に維持した。静的条件(T-フラスコ)下の従来の培養システムと比較して,VWBRシステムは,より高い濃度(すなわち,条件培地中のEV濃度)(全量5.7倍増加)と生産性(すなわち,細胞当たり発生したEVs量)(全体として3倍増加)でEVsの生産を可能にした。VWBRシステムで培養したBM,ATおよびUCM MSCは,60mLの最終容積で,それぞれ平均2.8±0.1×1011,3.1±1.3×1011および4.1±1.7×1011EV粒子(n=3)を生じた。このバイオリアクタシステムは,静的培養と比較して,それらの純度に関してより堅牢なMSC-EV生産を得ることを可能にした。全体として,このスケーラブル培養系は,異なる組織源に由来するMSCから,新規治療産物の開発に向けて,EVsをロバストに製造できることを示した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  細胞・組織培養法  ,  基礎治療学  ,  生物学的機能 
引用文献 (88件):

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