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J-GLOBAL ID:202002272819250169   整理番号:20A0755950

2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)前後の東北日本における応力場及び地震活動の時空間変化(II)-b値及び地震発生頻度の変化に基づく考察-

Spatio-temporal Variation of the Stress Field and Seismicity in Northeastern Japan before and after the 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake (Mw9.0) Part-II: A Study Based on the Changes in the b-Values and Occurrence Numbers of Earthquakes.
著者 (3件):
資料名:
巻: 71  ページ: 31-48 (WEB ONLY)  発行年: 2019年09月30日 
JST資料番号: U1900A  ISSN: 2434-9380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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一般に,一定の時空間領域における地震のマグニチュード別頻度分布はGutenberg-Richterの式と呼ばれる直線でよく近似することができることがわかっているが,この直線の傾きを表すのがb値である。先行研究において,このb値は時空間的に変化するという報告が多数あり,地下の応力状態を表す重要なパラメータの一つであると考えられている。そこで,本研究では,2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の本震を基準にして,その10年前から6年後までの16年間(2001年3月11日~2017年3月11日)について,気象庁一元化地震データを用いてb値の時空間変化を詳しく調べた。その際,東北日本の本震域とその周辺域について6つの空間領域を設定し,それぞれの領域に対して1年または2年ごとの期間を3カ月ずつずらしながらb値を求めた。その結果,本震域だけでなくその周辺領域の多くでも本震前後におけるb値の特徴的な変化が見られた。本震域では本震の直前にb値が大きく減少したが,震源域とその周辺領域ではb値の変化の現れ方に差異があることもわかった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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地震活動 

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