抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,オンボードコンピュータ(OBC)に欠かせないSRAM,通信トランシーバICなどを商用オフザシェルフ(COTS)から選択し,その放射線耐性を評価した。超小型衛星では,動作温度範囲の広い高信頼性部品として車載グレードが推奨される傾向にあるが,放射線耐性という宇宙特有の条件においてビット反転の頻度は特に優れていないことが判明した。試験した4種のうち耐性の高かったものは,ラッチアップは見られなかったものの,64Mbitあたり20bit/dayのビット反転が予想される。もし,データの書き換わりが許容できる用途であれば,衛星での仕様も可能だと考えられる。(著者抄録)