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J-GLOBAL ID：202002273923238289   整理番号：20A1354929

カテゴリーレベルにより異なるオブジェクトカテゴリー化処理:基本および超座標レベル間の視覚情報の比較【JST・京大機械翻訳】

Object Categorization Processing Differs According to Category Level: Comparing Visual Information Between the Basic and Superordinate Levels

著者 (4件)： Taniguchi Kosuke (Center for Baby Science, Doshisha University, Kyoto, Japan) ,  Kuraguchi Kana (Faculty of Psychology, Otemon Gakuin University, Osaka, Japan) ,  Takano Yuji (Smart-Aging Research Center, Tohoku University, Miyagi, Japan) ,  Itakura Shoji (Center for Baby Science, Doshisha University, Kyoto, Japan)
資料名： Frontiers in Psychology (Web)  (Frontiers in Psychology (Web))
巻： 11  ページ： 501  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7096A  ISSN： 1664-1078  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オブジェクトカテゴリーレベルは物体認識の分野における重要な概念を構成する。特に,分類性能は目標物体のカテゴリーレベルに従って異なる。本研究では,2種類の刺激シーケンス(すなわち,ライン描画刺激前のターゲット名を提示すること,および逆条件:ライン描画刺激後のターゲット名を示す)を,基本および超座標レベル分類の両方に対して実験した。成人参加者は各レベルに割り当てられ,手短に提示された刺激が同一の物体と目標名を含むかどうかを判定するよう依頼された。ここでは,カテゴリーレベルがカテゴリー化プロセスをどのように変えるかを調べた。多変量多重回帰モデルを用いて経路解析を行い,予測子が2種類の刺激配列間のカテゴリー化過程に影響するかどうかを調べるために変数を設定した。従属変数には,各分類タスクに対する性能(即ち,反応時間,精度)の尺度を含めた。予測子は,一次および局所形状情報,形状複雑性,主題推定,および物体認識に関連した他の形状変数のような線引きの寸法および形状を含んだ。結果は,カテゴリー化プロセスが基本レベル分類のみの条件間の形状特性に従って異なることを示した。前方条件に対して,一次視覚情報のボトムアップ処理は,基本レベルカテゴリに対する保存表現との整合に依存した。基本レベルカテゴリーでの逆条件に対して,決定はオブジェクト表現アクセシビリティに関して主観的評価に依存した。最後に,超座標レベル決定は,条件に関係なく,複雑性に関してより高いレベルの視覚情報に依存した。このように,与えられたカテゴリーレベルは形状特性に関して物体認識のための視覚情報の処理を変えた。これは,物体認識のための決定処理が,処理対象の判定基準(例えば,カテゴリーレベル)に依存して柔軟であることを示した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 反応時間 ,  *線引 ,  成人 ,  物体認識 ,  アクセシビリティ ,  判定基準 ,  主観評価
準シソーラス用語： 予測子 ,  *視覚情報 ,  複雑性 ,  ボトムアップ ,  目的変数 ,  *オブジェクトカテゴリー化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 物体認識 ,  カテゴリー化 ,  カテゴリーレベル ,  線画 ,  視覚処理 ,  単語刺激シーケンス

分類 (3件)： パターン認識  (JE07000S) ,  人工知能  (JE08000Z) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (36件)：

• Attneave F. (1954). Some informational aspects of visual perception. Psychol. Rev. 61 183-193. doi: 10.1037/h0054663
• Biederman I. (1987). Recognition-by-components: a theory of human image understanding. Psychol. Rev. 94 115-147. doi: 10.1037/0033-295X.94.2.115
• Blanz V., Tarr M. J., Bülthoff H. H. (1999). What object attributes determine canonical views? Perception 28 575-599. doi: 10.1068/p2897
• De Winter J., Wagemans J. (2008). The awakening of attneave’s sleeping cat: identification of everyday objects on the basis of straight-line versions of outlines. Perception 37 245-270. doi: 10.1068/p5429
• Driver J., Baylis G. C. (1996). Edge-assignment and figure-ground segmentation in short-term visual matching. Cogn. Psychol. 31 248-306. doi: 10.1006/cogp.1996.0018

タイトルに関連する用語 (4件)： カテゴリー ,  オブジェクトカテゴリー化 ,  座標 ,  視覚情報