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J-GLOBAL ID:202002274464493765   整理番号:20A0228065

動力学的アプローチを用いた油中のトマト果皮からのカロチノイドの熱安定性に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Investigations on thermostability of carotenoids from tomato peels in oils using a kinetic approach
著者 (8件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: e14303  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0774A  ISSN: 0145-8892  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究はトマト果皮から得られた抽出物の特性化に焦点を当てた。クロマトグラフプロファイルはリコペンとβ-カロチンの存在を明らかにした。in silico試験は,100°C以上の温度でのリコペン分子対の熱処理が,全トランス立体配座の9,9′cisリコペンへの変化を引き起こし,それがその生物活性を低下させる可能性があることを示唆した。また,全カロチノイド,β-カロチン,およびリコペンの熱分解を,温度範囲100~145°Cで研究し,一次反応速度モデルに従い,活性化エネルギーは,それぞれ,81.76±6.82kJ/mol,89.81±8.48kJ/mol,および79.66±4.03kJ/molであった。Rancimat分析は,抽出物による濃縮ナンキンマメと綿油がより高い誘導時間値を示し,したがって,トマト由来カロチノイドの保護因子を示すことを示した。本結果は,植物油におけるカロチノイドの熱安定性と,抗酸化特性を有する生物学的に活性な化合物の価値ある供給源としてのトマト果皮の使用の可能性を強調した。実用的な応用:本研究では,リコピンやβ-カロチンなどの生物学的に活性な化合物に富む,未利用のトマト由来副産物の再利用の可能性を調べた。トマト果皮から抽出された主な生物活性化合物の熱分解機構は,古典的速度論モデルとin silicoアプローチの2つの方法によって記述されるので,結果は価値がある。両方法は,抗酸化活性に及ぼす影響により,リコペンとβ-カロチンの分解を強調した。本研究は,生物活性剤の保存の観点から工業的加工パラメータの選択のための累積的情報を提供し,望ましい品質最終製品を得る。抽出物は,著者らの研究においても応用価値を獲得し,市販の植物油に対するその保護効果について試験したが,それらの抗酸化活性と色を改善するためにも試験した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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野菜とその加工品 

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