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J-GLOBAL ID：202002274582406662   整理番号：20A0999279

縦横比が大きい単リブ補剛板の限界圧縮強度評価

THE LIMIT STATES COMPRESSIVE STRENGTH ESTIMATION FOR SIMPLE STIFFENED PLATE WITH LARGE ASPECT RATIO

著者 (3件)： 宮崎靖大 (長岡工業高等専門学校 環境都市工学科) ,  RAHMAN Mahmudur (埼玉大学大学院 理工学研究科) ,  奥井義昭 (埼玉大学 理工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 76  号： 1  ページ： 67-81(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 幅が狭い箱桁等に用いられる単リブ補剛板の圧縮強度を,実験および数値計算結果から検討した.まず,橋梁用高降伏点鋼板SBHS500と普通鋼板SM490Y製の単リブ補剛板4枚で構成される矩形短柱の圧縮実験を4ケース実施し,圧縮強度特性および荷重-面外変位関係などを明らかにした.この実験供試体では初期不整も併せて計測し,計測結果および圧縮試験結果を用いて非線形有限要素モデルの検証を行い,十分な精度で解析可能なことを確認した.つぎに,初期不整と幅厚比パラメータをパラメトリックに変化させた解析モデルを用いて,確率論的手法による単リブ補剛板の圧縮強度特性を明確にした.最後に,これらの結果から単リブ補剛板の終局限界強度および使用限界強度を,道路橋示方書,AASHTO, Canadian CodeおよびEurocodeと比較しながら提案している.(著者抄録)

シソーラス用語： 箱形桁橋 ,  箱形梁 ,  鋼構造 ,  スチフナ ,  剛性 ,  *補強部材 ,  鋼板 ,  *高強度鋼 ,  *圧縮強さ ,  極限強度 ,  変形 ,  有限要素法 ,  数値解析 ,  短柱 ,  圧縮試験 ,  構面 ,  解析モデル ,  アスペクト比
準シソーラス用語： *リブプレート ,  鋼箱桁 ,  *高降伏点鋼 ,  箱桁橋 ,  普通鋼 ,  幅厚比 ,  面外変位 ,  有限要素モデル

著者キーワード (4件)： simple stiffened plate ,  SBHS ,  ultimate limit state ,  service limit state

分類 (3件)： 接合部  (HD03080V) ,  金属構造  (RA04050W) ,  桁橋,トラス橋,アーチ橋  (RC06040F)

引用文献 (24件)：

• 日本道路協会:道路橋示方書(I 共通編)・同解説,日本道路協会,2017.
• 日本道路協会:道路橋示方書(II 鋼橋・鋼部材編)・同解説,日本道路協会,2017.
• 日本工業標準調査会:JIS G 3140: 2011(橋梁用高降伏点鋼板),日本規格協会,2011.
• 長谷川彰夫,長浜正孝,西野文雄:圧縮を受ける補剛された板の座屈強度,土木学会論文報告集,第236号,pp. 1-14, 1975.
• 小松定夫,牛尾正之,北田俊行:補剛板の溶接部残留応力および初期たわみに関する実験的研究,土木学会論文集,No. 265, pp. 25-35, 1977.

タイトルに関連する用語 (6件)： 縦横比 ,  リブ ,  補剛板 ,  限界 ,  圧縮強度 ,  評価