文献

J-GLOBAL ID：202002274837617568   整理番号：20A0023481

超伝導Ba_1-xCs_xTi₂Sb₂Oの調製と特性化および超伝導の圧力依存性

Preparation and characterization of superconducting Ba_1-x Cs_x Ti₂Sb₂O, and its pressure dependence of superconductivity

著者 (11件)： WANG Yanan (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  YANG Xiaofan (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  TAGUCHI Tomoya (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  LI Huan (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  HE Tong (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  GOTO Hidenori (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  EGUCHI Ritsuko (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  MIYAZAKI Takafumi (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  LIAO Yen-Fa (National Synchrotron Radiation Res. Center, Hsinchu, TWN) ,  ISHII Hirofumi (National Synchrotron Radiation Res. Center, Hsinchu, TWN) ,  KUBOZONO Yoshihiro (Okayama Univ., Okayama, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 58  号： 11  ページ： 110603.1-110603.7  発行年： 2019年11月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しい超伝導試料Ba_1-xCs_xTi₂Sb₂Oを調製し,広い圧力範囲で特性化した。Ba_1-xCs_xTi₂Sb₂Oの超伝導転移温度T_cの最大値は,x=0.25に対して,周囲圧力で4.4Kであった。結晶構造は正方晶系[空間群P4/mmm(No.123)]と決定した。Ba_1-xCs_xTi₂Sb₂O(公称x=0.25)に対する電荷密度波/スピン密度波遷移は,雰囲気圧力において44Kで観測されたが,圧力を印加することにより,転移は抑制された。圧力依存X線回折は,最大23.4GPaまでの構造相転移を示さなかったが,非常に興味深いT_c圧力(p)挙動が観察され,すなわち,T_cは4.0GPaまでの圧力の増加とともに減少したが,4.0GPa以上で増加し,非BCS型挙動を示唆した。このようにして,新しいプニクチド超伝導体,Ba_1-xCs_xTi₂Sb₂Oに関する系統的研究を達成し,圧力に対する超伝導の魅力的挙動を発見した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *超伝導材料 ,  *バリウム化合物 ,  *セシウム化合物 ,  *チタン化合物 ,  *アンチモン化合物 ,  *酸化物 ,  *圧力効果 ,  *転移温度 ,  結晶構造 ,  正方晶系 ,  電荷密度波 ,  スピン密度波 ,  X線回折 ,  構造相転移
準シソーラス用語： 圧力依存性 ,  *超伝導転移温度

分類 (1件)： 酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 伝導 ,  調製 ,  特性化 ,  圧力依存性