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J-GLOBAL ID：202002274947075696   整理番号：20A1479104

加速器質量分析の最前線と展望 加速器質量分析装置の小型化に向けたイオンチャネリングの応用

Application of Ion Channeling for downsizing Accelerator Mass Spectrometry (AMS) systems

著者 (4件)： 松原章浩 (ペスコ) ,  藤田奈津子 (日本原子力研究開発機構 東濃地科セ) ,  石井邦和 (奈良女大) ,  木村健二 (京大)
資料名： 放射線(Web)  (Ionizing Radiation (Web))
巻： 45  号： 3  ページ： 134-138 (WEB ONLY)  発行年： 2020年04月30日 
JST資料番号： U1721A  ISSN： 2758-9064  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イオンチャネリングを加速器質量分析(AMS)の2つの要素技術に適用した。1つは同重核分離のための「分離器」であり,他は干渉分子を除去するための「ストリッパ」である。応用の利点は,それらの要素技術のイオン-材料相互作用における弾性衝突によって引き起こされる大角度散乱によるイオン損失の大幅な抑制である。イオンチャネリングにおける電子励起に関連する残りの非弾性衝突は,分離器/ストリッパの機能を保証する。イオンチャネリングによるこれらの利点は,AMSシステムの小型化を可能にする。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *加速器質量分析 ,  *イオンチャネリング ,  同重核 ,  分離装置 ,  ストリッパ ,  弾性散乱 ,  電子励起 ,  非弾性散乱 ,  *小型化 ,  プラズマ損失 ,  技術
準シソーラス用語： AMS【質量分析】 ,  イオン損失 ,  弾性衝突 ,  非弾性衝突 ,  分離機 ,  要素技術

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  イオンとの相互作用  (BK16070Z)

引用文献 (11件)：

• 藤本文範・小牧研一郎共編:イオンビーム工学(イオン・固体相互作用編)(内田老鶴圃,1995)97-150.
• C. Cohen and D. Dauvergne, Nucl. Instr. Meth. B 225, 40 (2004).
• A. Matsubara, N. Fujita, and K. Ishii, Nucl. Instr. Meth. B 437, 81 (2018).
• A. M. Müller, M. Christl, M. Döbeli, P.W. Kubik, M. Suter, and H.-A. Synal, Nucl. Instr. Meth. B 266, 2207 (2008).
• A. M. Müller, M. Christl, J. Lachner, M. Suter, and H.-A. Synal, Nucl. Instr. Meth. B 268, 2801 (2010).

タイトルに関連する用語 (4件)： 加速器質量分析 ,  展望 ,  イオンチャネリング ,  応用