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J-GLOBAL ID:202002275174211492   整理番号:20A0464688

膨張するHII領域によって引き起こされるW40とSerpens South複合体におけるクラスタ形成

Cluster formation in the W 40 and Serpens South complex triggered by the expanding HII region
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  号: SP1  ページ: S4.1-S4.20  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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12CO(J=1-0),13CO(J=1-0),C18O(J=1-0),CCS(JN=87-76),及びN2H+(J=1-0)発光線において,45mの野辺山電波望遠鏡を用いて実行したW40とSerpens South近傍の1平方度の大面積をカバーするマッピング観測の結果を示した。W40はブリスタ赤色HII領域であり,Serpens Southは若いクラスタを伴う赤外暗雲である。これらの2つの領域間の関係は,天空上で約20′分離されており,これまで認識されていない。著者らは,C18O発光がW40とSerpens South領域を通して滑らかに分布し,2つの地域が物理的に連結しているように見えることを見出した。典型的なLSR速度に従って,5,6,7,および8km s-1成分と呼ぶHII領域周辺の空間分布の観点から,C18O放出を4つのグループに分割し,W40とSerpens South複合体の三次元モデルを提案した。2つの膨張シェルの一部として説明できる位置-速度図において2つの楕円構造を見出した。シェルの一つは,HII領域周辺の小さな内部シェルであり,他は,HII領域の境界に対応する大きな外部シェルである。Serpens Southの若いクラスタに関連する高密度ガスは外部シェルの表面に位置している可能性があり,若いクラスタの出生塊がシェルの膨張によって圧縮された外部シェルと相互作用していることを示している。シェルの膨張が若いクラスタの形成を誘発することを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
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