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J-GLOBAL ID:202002275369710708   整理番号:20A2212841

高精度蒸散リアルタイムモニタリングシステムを用いたトマト個体群の水ストレス応答の評価

Measurement of Drought Stress Response of Tomato Plants with Real-time Transpiration Monitoring System
著者 (8件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 55-60(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L1390A  ISSN: 1347-0485  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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温室環境制御のため,作物蒸散速度のモニタリングは灌漑スケジュール最適化に必須である。本研究では,商業温室に設置可能な安価なH2Oセンサーを用いたオープンチャンバー法に基づくリアルタイム蒸散モニタリングシステム(RTMS)を開発した。RTMSはオープンボトムチャンバーとセンサーユニットで構成される。チャンバーサイズは0.5x1.0x2.1m(WxDxH)であり,透明フィルムでフルサイズのトマト植物2つを囲っている。チャンバー頂上に置かれた3つの送風機で内部の空気を排出し,オープンボトムにより外気がチャンバー内に移動する。流入空気と流出空気を連続的にサンプリングして,安価な気温と相対湿度センサーであるSHT-35で水分濃度を測定した。RTMSの精度は,高精度赤外線ガス分析装置(IRGA)で評価され,RTMSが温室条件下でトマト植物の動的蒸散をモニターするのに十分な精度を有することを証明した。さらに,RTMSはトマト植物において発生する干ばつストレスを成功裏に検出し,それは蒸散速度と総コンダクタンスの明らかな減少として灌漑を止めることによって引き起こされた。この結果から,RTMSは商業温室での作物蒸散モニタリングに有用であり,灌漑スケジュールを最適化できる手段と分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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植物生理学一般  ,  分析機器 
引用文献 (16件):
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