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J-GLOBAL ID:202002275976984621   整理番号:20A1528603

超分子ポリエチレン-グリコシル化ブロメラインを用いた膵臓癌治療のための効率的な抗癌剤デリバリー【JST・京大機械翻訳】

Efficient Anticancer Drug Delivery for Pancreatic Cancer Treatment Utilizing Supramolecular Polyethylene-Glycosylated Bromelain
著者 (11件):
資料名:
巻:号:ページ: 3005-3014  発行年: 2020年 
JST資料番号: W5668A  ISSN: 2576-6422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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膵臓癌は,高密度細胞外マトリックス(ECM)の結果として癌組織に侵入する抗癌剤の不能性のため,最も困難な癌の一つである。一方,ブロメラインは癌組織でECMを分解することが知られている。しかし,血液中のブロメラインの半減期は短く,組織にその低い蓄積をもたらす。最近,活性の損失なしに蛋白質の血液保持を改善し,それを「Self-集合PEG化保持活性(SPRA)」技術と呼ぶ可逆的ポリ-(エチレングリコール)(PEG)修飾技術を開発した。ここでは,高い活性,長い血液保持および高い腫瘍蓄積を有するSPRA技術(SPRA-ブロメライン)を用い,可逆的PEG化ブロメラインを調製し,膵臓癌に対する薬剤デリバリー系としての可能性を評価した。水中に2または20kDaのPEG鎖を含むアダマンタン修飾ブロメラインと多置換PEG化β-シクロデキストリン(β-CyDs)を混合してSPRA-ブロメラインを調製した。SPRA-ブロメラインはアダマンタンとβ-CyD(K_c>104M-1)の間のホスト-ゲスト相互作用により形成された。SPRA-ブロメラインは高いin vitroゼラチン分解活性を示し,腫瘍中のフルオレセインイソチオシアナート(FITC)-デキストラン(2MDa)の蓄積だけでなく,腫瘍担持マウスにおける静脈内投与後PEG化リポソーム(DOXIL)にカプセル化したドキソルビシンとドキソルビシンのin vivo抗腫瘍活性も増強した。これらの知見は,SPRA-ブロメラインが膵癌におけるドラッグデリバリーのための強力なツールである可能性を示唆する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業廃棄物の利用  ,  酵素一般  ,  酵素の応用関連 

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